2019年1月 2日
12月のブログー平成の終わりの年に
12月のブログー平成の終わりの年に
今月は、平成の最後の年末となりますので平成の出来事と政治を振り返るともに来年の展望をみてみたいと思います。
・平成の出来事
ベルリンの壁崩壊(89年)からスタートするという波乱の幕開けでした。その後、東西ドイツの統一(90年)、湾岸戦争、ソ連の解体、バブル崩壊(91年)と歴史的事件が続きました。一連の動きは、グローバル化に繋がるものでした。
2001年米国同時多発テロ発生、世界金融危機(08年)米トランプ大統領就任(17年)
米朝首脳会談(18年)と振り返ると波乱含みの時代であったことが分かります。
・特に劣化した民主主義があげられます。
民主主義と言えば、18世紀に政治社会に関してはジャンジャック・ルソー、経済社会に関してアダム・スミスに代表されます。ルソーは、ある政治決定によって、各共同体の構成員がどんな目に遭うかを気にかかなければ、民主政は動員合戦になって形骸化すると警告しました。アダム・スミスは、人々の苦しみを自分の苦しみとするようなシンパシーを持つ場合に限り、神の見えざる手が働くと言いました。つまり、私としての私と「共同体的存在としての私」を想定しえなくなった現在は、劣化した民主主義とも言われ、この解決が求められています。
劣化した民主主義というのは、従来は隠されていた民主主義の負の部分が顕在化し、実態が現れたということなのかもしれません。
安倍首相等の数と権力に頼る政治のやり方を見ていると改めて民主主義とは何であったのかと原点に戻ってみたいと思います。昭和の時代が日本における民主主義が1番定着した時期ではないかとも思われます。
・来年の展望
2019年は日本においては今上天皇の即位に伴う新元号、消費税10%導入等と善いこと悪いことが見込まれます。
トランプ大統領の退陣はあるのでしょうか。トランプが出てきたのを振り返ってみると中間層の所得が減少したこと、移民問題により自分たちの職が失われることの恐れ、戦争で貧しい人々が軍に入りアフガニスタンやイラクで死んだこと、それとソーシャルメディアでトランプ支持のニュースしか見ず、反対意見を受け入れなくなっていてテクノロジーによる市民社会の分断化の進行です。これらの根深い問題第が来年は解決するのでしょうか。
欧州は、来年は前半に正念場を向き合えます。3月には期限が来るブレグジット(英国のEUからの離脱の)、5月に行われる欧州議会選挙です。合意なしの離脱となれば世界経済への影響は計り知れません。ブレグジットの行き先の不透明化以外にも、独仏政治の弱体化、イタリアの債務問題、ナショナリズムの台頭で政治情勢が不安定化する模様です。
右派ポピュリズムは来年失速、左派ポピュリズムが台頭すると予想されていますが 、うまくいけば給与増、社会保障の向上となり国民の生活向上にプラスとなりますが、財政基盤なしの大判振る舞いは、返って混乱を増大させる懸念もあります。
来年は、新元号となり、何か新しいことの可能性を感じさせられます。新元年を素晴しいことで飾りいいスタートを切るように願いたいです。