2012年3月16日

2012.3.15ブログ

東北大震災から1年、3月11日がやってきました。1年経って何が変わり、何が変わらなかったのでしょうか。地域により、人により、現地との関わり具合で温度差があるでしょう。風化させてはいけないという言葉自体が風化しかねない状況にもあるかもしれません。

外野席ながら、この間に得られた考えは、海山の間にある日本においてこのような大災害に会った時は、諦念を抱くのではなく、事態に憤激し、混乱しながら考え、立ち上がることが必要ではないかと考えます。物分りよく素直に現状に納得するのは、大勢にながされることになってしまう。現状を打開するには、不満をぶつけて変えていくこれが現状打開への一歩ではないかと思われます。現実に、このような動きが少しずつ見られるのは、勇気付けられ、心強く感じます。被害に合われた方々の渾身の努力、支援者の支えで復興への道筋が開かれつつあります。これのスピードアップが望まれます。

1年を経過し、改めてこの記憶を岸辺の砂浜の表情のように消滅させてはいけないと自戒の念を抱きました。

鶯の鳴き声が聞かれ、確実に春は近づいています。希望を持って頑張っていこうと思います。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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