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2024年3月29日

2024年3月のブログ ー 春よ来い(桜の開花を待つ)

         2024年3月のブログ ー 春よ来い(桜の開花を待つ)

  今年は桜の開花が遅れていて、桜が無ければ春が来たのを感じられません、このため、久しぶりに入学式に桜が咲くのを見れそうです。3月も終わるのに冬の寒さへ逆戻りすることを繰り返しています。毎日、「春よ来い 早く来い 歩き始めた始めたみいちゃんが 赤い鼻緒のじょじょはいて おんもへ出たいと待っている」と同じ気持ちでいます。 本当に桜は待ち遠しいですね、パッと咲いてパッと散る潔さときれいさには心が奪われます。桜と言えば桜の木の下でゴザをしいての花見は子供のころからの憧れでした、会社に入れば当然あるものと期待していましたが、外資系のため、櫻の下での宴会無しと言うことで家族そろっての弁当持参の花見しか経験がありません。コロナ以降、昔のゴザを敷いて関取をし酒を飲みながらの花見は少なくなったのでしょうか、余り荒れるのも見苦しいですが仲間で楽しく飲む花酒はそれなりにいいと思われます。
 そんな桜をを待ちわびている時、明暗2つのの出来事が起こりました。
突然大谷選手の通訳である水原氏の野球賭博の問題が勃発し、ドジャースから通訳を解雇されたというニュースに驚かされました。詳細は調査中ということですが、概要は水原通訳がカリフォルニアでは違法である野球賭博にはまり、負けた金額約6億4千万円という大金の穴埋めに大谷選手の口座から勝手に引き出し送金していたということのようです。問題は違法賭博と勝手に引き出した窃盗の問題で、真相は当局の調査、判断を待つしかないのですが、私には大谷選手と水原選手との6年間に亙る交流の中で起きた事件のもたらす心理的影響に関心ががあります。いうなれば友情とは何か、人を信頼するとは何かというという人の生き方を問う極めて重大な問題です。水原通訳は大谷選手と家族と過ごす時間よりも大谷選手と一緒の時間が長いと言うほど密接な関係を築いてきて、大谷選手もそれなりに信用して頼りにしてきたと思われます。それが相手の行動が窃盗か詐欺と言うことになったのですから暗澹として人間不信にも陥りかねません。水原と奥さん、水原と大谷選手及び大谷選手夫人との関係の心の整理がつくのには時間がかかるでしょう。人間不信自体に陥ってしまうのを何とか防いでもらいたいものです。幸い、大谷選手はその後の記者会見の声明で疑惑を否定し、一切賭博に関与していないと言うことが明らかになったようです。大谷選手にはダメージを克服して、疑惑を吹き飛ばす活躍を期待したいものです。
 春が来たかのような爽やかな話題は、大相撲の尊富士の初土俵から10場所目、新入幕にして13勝2敗の成績で初優勝です。24歳で新入幕、前日の相撲で敗れ引き上げるとき歩けず、車いすで引き上げ、千秋楽には大方の予想では出場が無理と見られていたのに予想を裏切って出場し、見事に勝利し優勝を勝ち取ったのです。この新入幕優勝は110年ぶりの快挙で、このような場面に出合えた私たちは幸せと言わざるを得ません。千秋楽の前日、けがで休場するつもりが夜になって出場しなければ後で後悔すると思い、師匠に出場すると告げ、当日はちゃんと歩いて土俵入りをしました。相撲内容も怪我を意識させないような前に出る相撲で勝利しました。後の優勝パレードを見ても嬉しそうで、出場でき勝てて良かったと願っていま。思われました。おまけに三賞も受賞しました。今後の活躍が期待されます。ライバルともいうべき23歳の大の里も11勝の活躍をしました、横綱は2勝4敗後、休場、、大関陣も11勝4敗が最高の成績ですから、若手、下位陣の活躍は番付崩壊で、大相撲も大学スポーツ並みになったかと錯覚されます。上位陣、ベテラン勢の来場所からの奮起が期待されます。
桜も月末には開花しそうで春がやってきそうです。今後は明るいことが続いてほしいと願っています。

2024年2月26日

2024年2月のブログ ー ロシアのウクライナ侵攻3年目

        2024年2月のブログ ー ロシアのウクライナ侵攻3年目

2月24日でロシアがウクライナへ侵攻開始後、2年経過しました、ウクライナ側は戦死者3万1千人
に達しています。予想に反して、現在でも停戦の見通しは立っておらず、停戦の条件も表立って論議されていません。現時点において戦争をどう見ているかについて各国の立場を見ていきたいと思います。
ウクライナ: 昨年6月の反転攻勢が失敗して優位に立てず、ロシアに押される状態です。欧米の武器提供の遅れ、新式兵器の提供が受けられないと言う現状はウクライナに攻勢に出れず、ロシアの攻勢に耐えると言う戦争の現実を押し付けた形です。ロシアとの体力勝負では劣る戦いでは、外部の支援に頼ることは最終的の危険であることを教えています。ウクライナから640万人も国外に流出していて、特に技術を持った人材の流出は国力弱体化を招いています。国内でも裕福な子弟は賄賂を使って兵役を逃れ、貧しい人の子弟は戦場へ送られると言う分断化も招いています。それでも、60%強の人がゼレンスキー大統領を支持して徹底抗戦を願っているのは心強いと言えます。穀物輸出もルートを通じて可能になり、戦前の状態に近づいているのは経済的に明るい材料ともいえます。

ロシア:6月のウクライナ反転攻勢を兵力集中投入により持ちこたえたことにより、戦況が有利に展開しているようです。武器も国内のみでなく、中国、北朝鮮から等と直接または迂回生産により支援を受けてその力を維持しています。経済性制裁のため、最新式兵器等においては応れを取ること次第にダメージを及ぼしますが、通常兵器ではウクライナを圧倒して戦況有利に進める態勢は今後も続くでしょう。プーチン大統領は今年の選挙でも勝つでしょう。しかし戦死者の家族、兵隊にとられた家族からの批判は増加するでしょうからどこまでその批判を力で押さえつけられるかが問われることになります。

米国: ウクライナ苦戦の元凶は米国にあると言えるでしょう。武器援助の予算が共和党の議員,それを支持するトランプ元大統領の反対により議会を通過しないこと、武器もウクライナの要求する航機、長距離砲の提供等、最新鋭の武器提供をを行わないためウクライナは苦戦を強いられています。ロシアを刺激するからと言うのは初めから戦意を失っているようにも見えます。戦いを仕掛けさせておいて後で下駄を外す、誠にむごい仕打ちです。しかし、米国は反省の色を見せず、市民もウクライナへの熱意はイスラエル・ハマス戦争でイスラエルに向かっています。かってのグローバルリーダーの役割を取り戻してもらいたいものです。日本も他山の石とすべきでしょう、いくら米国と結び対いていても最後まで日本を守ってくれるという保証はないと言うことを証明しているからです。
欧州: 欧州の国々はロシアとの国境の近さによって対応が分かれています。支援疲れが見られるのは、ロシアから離れた国々であり、近くの国はウクライナが敗北すれば次に自分たちの国が襲われると懸念せざるを得ず、ウクライナにどこまでも頑張ってもらいたいと支援を続けます。いずれの国も支援を続けることは経済負担をもたらし、国民へのしわ寄せが不満を呼び右翼政党の勢力拡大を招いています。これらの国々はウクライナの長期支援更には支援強化と国内問題の悪化とどう折り合いをつけるかが問題となっています。EU加盟国を取ってみれば、EU全体の安全のために支援を分担していく以外にないでしょう。

日本: 日本の支援は金額援助に限られています。言語の問題もあり、避難民の受け入れは限定的にならざるを得ません。それでも、世界的にわずかでも日本では多い人々を受け入れ、医療器具、武器以外の支援は行っています。むしろ戦後復興と言うことでそちらの支援を積極的に行うのが最善の道でしょう。どうしても脇役の念はぬぐえませんが金額支援は必要であるのですから自信をもっていのかもしれません。
2年以上続く戦争、人間の理性の力で早期解決を切に願います。

2024年1月29日

2024年1月のブログ ー 新年の3つの願い

      2024年1月のブログ ー 新年の3つの願い

 2024年、新年に際し年内の早期解決を是非実現してもらいたい項目3点: ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス戦争、米大統領選挙について述べたいと思います。各項目とも昨年から持ち越したものでこれらの解決なくして人間の未来はないと思われるほどだからです。このような状態から少しでも早く離脱を図らなければ人類の進歩はないのでないかと懸念されるほどです。
ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス戦争、米大統領選挙でのトランプの当選祖阻止について解決すれば多少、風通しもよくなり、世界が落ち着く思われます。
ウクライナ戦争
 米国、欧米では支援疲れ、厭戦気分が増加してきていると言われます、当事者でなければいくら大義があってもいつまでも付き合っていられないという風潮が蔓延するのもやむを得ないかと思われます。しかし、ロシアをここで食い止めなければ、領土を求めてロシアは他国を侵略し続けます。過去の歴史がこれを証明しており、ロシアに近接する国は明日は我が身と思って食い止めなければならないと思います。それにしてもウクライナは厳しい情勢にあるといえます、頼みの武器が欧米から来ないのですから、国力で劣るロシアに対抗するのは時間と共に難しくなるでしょう。心配されるのは、窮に陥ったウクライ絶望してて無謀な方策、戦術を取り、混沌を深める恐れもあるということです。戦いはいつまでも続けるわけにはいきません、停戦が必ず必要です。この答えは年内、早期に出してもらいたいものです。
イスラエル・ハマス戦争
 イスラエル・ハマス戦争も終結が見えず戦火が多方面に広がり、一層拡大する懸念も生じています。イスラエルは頑なにハマス殲滅までは停戦が無いとしてハマス側に激しい攻撃を続け、直接関係ない、パレスチナ人に多数の死者を出しています。国連はハマスによる虐殺を犯罪として取り上げ処分を科そうとしていますが名目的なものです。パレスに連帯を示す湾岸のイラン支援を受けた武装組織、ヒズボラとフーシ派がイスラエル及びその支援国に攻撃をしかけています。特に被害の大きいのはスエズ運河を通過する船舶をフーシ派がドローン等を使用して攻撃し、海上物流に影響を与えている。このため、船舶は安全のため喜望峰周りとせざるを得ず、輸送期間の延長、運送費の増加と船員の安全のため給与の増加等で打撃を被っています。この対策は米英等が行っているフーシ派の攻撃拠点及びその船舶の攻撃では解決がつきません。諸悪の根源であるイスラエルにパレスチナ人への攻撃をやめさせる以外にはありません。それには最大の後ろ盾である米国がイスラエルへ圧力をかける以外はありません。これは米国に是非願いたいことです。しかしながら、今年の大統領選挙では、ユダヤ人の支援を受けたい民主、共和党とも積極的な働きはできず、停戦は難しくなりそうです。
米大統領選挙
 共和党の予備選挙は始まっており、トランプが圧勝で共和党の候補に選出されるのは明らかです。トランプの候補選出を阻止する唯一の措置は、トランプ派の米議会襲撃事件関連でトランプが有罪で資格停止を争われている券で裁判所が有罪と認めて立候補停止を求める以外にないと思われます。しかし、トランプに任命され保守化した裁判所ではそのような判決を期待するのは無理かもしれません。民主主義の祖国であると思われておいた米国だけにこのような惨状を見るのは嘆かわしく、世界にとって不幸なことです。何卒、米国人の良識でトランプの大統領選出を阻止してもらいたいものです。
 以上の問題が解決すれば今年は平和で安定した年になると思われます、是非そうなることを年の初めに祈っています。

2023年12月30日

2023年12月のブログ ー 今年1年の回顧

2023年12月のブログー今年1年の回顧

早いもので2023年が終わろうとしています。振り返ってみれば良いこと悪いことがあったはずですが悪いことの印象が強く残っています。良いことはスポーツの面でワールド・ベースボール・クラシックでの日本の優勝、大谷選手のプロスポーツ界最高の金額でドジャースへの移籍、サッカーワールドカップでの日本の活躍が光りました。

残念な面では、大江健三郎、坂本龍一が亡くなられたこと、世界的な芸術家をなくしたことは後継者がすぐ見当たらないだけに惜しい限りです。坂本龍一はほとんど聞きませんでしたが大江健三郎は後期の小説はほぼすべて読みました、同じようなストーリーで読みやすくありました、外国の文学者詩人が頻繁に引用されるのは多少辟易もしました。

良くない世界情勢はきりがないですが、イスラエルーハマス戦争の勃発、ウクライナ情勢の膠着化、世界的なポピュリズムの現実政治への進出、日本の政治資金疑惑問題が主なものでこれらをとりあげます。

イスラエルとハマスの戦争はイスラエル軍の一方的な攻撃でガザの死傷者が飛躍的に増加していますがイスラエルはハマスをせ殲滅するまでと攻撃の手をゆるめません。これは大量虐殺でしかありませが、イスラエル支援の米国、歴史的に責任ある英国等一向に意に介していません。米国の大学では学長がイスラエルーハマス戦争の正しい中立的意見を述べればイスラエルを無視と言うことで責任を取らさせられる異常事態が起きています、しかし米国ではこれが正常なのでしょう、ユダヤ人に首根っこを押さえられているからでしょうが何故これほどイスラエルに肩入れをするのでしょう、選挙の票と金が欲しいせいなのでしょう、これではとても民主主義の先進国とは言えないのではないでしょうか。

ウクライナ情勢は懸念されていた通り、米国、欧州諸国の支援疲れのせいもあり体力勝負となりつつあり、ロシアが優勢になりつつあります。武器の支援がなく人口数が劣れば戦い抜くのは難しくなるでしょう。適当なところで休戦と言うのが支援国の本音でしょうが、ゼレンスキー大統領としては無くした領土を取り戻すまではと言う旗を降ろせません。これでは死傷者と建物、施設の破壊が進むだけで国土の荒廃を招きます。何とか戦争を早く終わらせてもらいたいものです。

世界的なポピュリズムとして各国で極右政党の進出が見られ、西欧諸国にも及んでいます。これは世界的な格差・不平等の増大、エネルギー価格の高騰に対する人々のはけ口を求めての行動なのでしょうがこれらの趨勢は予見できているのに的確に対応できない既成政党の無力が嘆かれます。この人たちは社会的弱者を敵にあげる傾向がり社会的分断をもたらしがちです。

日本の政治資金疑惑問題に関していうと、政治に金がかかりすぎと言うのは昔からの常識で、国民の側が代議士にたかる習性がありました。例えば、自治会の祭り等の行事に一封もらうのが常態化し、代議士も金がいくらあっても足りないでしょう。だからと言って違法資金集めが赦されるわけではりません。政治資金疑惑での岸田首相の当事者意識を欠く抽象的で内容の無い言葉の羅列、自民党の議員も言葉だけとして聞いている、これでは国民が政治に関心を持つはずはなくなり、それが岸田首相側の狙いだとしても、政治の虚しさがの残るだけです。

来年の大きな問題の一つは、上記の戦争の行方と主要各国で予定されている選挙の結果です。台湾、インド、ロシア、米国と各国トップの選挙が行われその結果は世界情勢に影響を及ぼすので注目されます。最大の焦点は米国です。今の情勢ではバイデン大統領とトランプ前大統領との前回の争いの再現が予想されています。両者とも高齢であるから舞台から降りてもらいたいと思いますが残念ながらやる気満々です。いずれが選ばれても世界にとっては困ったことになります。トランプはその特異な言動、国内第1主義で困るし、バイデンは高齢で世界の舵取りを任すには不安を残します。まだ来年選挙には時間がりあます。若くて新鮮な候補が彗星のごとく現れればと期待しています。

来年は今年より平和でよい年になるよう願っています。

2023年11月29日

2023年11月のブログ ー イスラエルとハマスの人質交換

2023年11月のブログ ー イスラエルとハマスの人質交換
 今月は戦闘が継続中である、イスラエルとハマス間で実施されつつある人質交換について取り上げます。イスラエル軍がハマスの拠点であるガザ地区を封鎖し、壊滅的空爆を実施して無関係である住民の死者・負傷者数が増加しつつあり、ガザ地区の食糧、水、医薬品、燃料等も枯渇しきって人道的危機にある中で世界中からイスラエルの虐殺的蛮行に対して激しい非難が起こっています。責任ある当事者米国、英国も目立った救済策を行ってきませんでしたが、カタ-ルの斡旋により漸く一部の人質交換が合意・実施されました。これが今回の戦闘の中での唯一の救いと言え
るでしょう。
 合意した期間中は、双方が停戦してハマス側は今回、捕らえたイスラエルの人質を解放する、イスラエルは刑務所に捉えていたハマスの人間を解放する、その間ガザ地区に人道上必要な各種物資を搬入するというものです。それ自体、遅くなったが結構な処置で今後も継続してもらいたいものです。この人質の交換について種々考えさせられることがありますので述べてみたいと思います。
・人質交換の背景
 ハマス側は、食料・医薬品、水等生存に必要な物資の必要性から、人質を交換して戦闘の休止、  
  物資の搬入を望み休戦に応じたのでしょう。
 イスラエル側は、本来ハマス殲滅まで戦闘を続けたかったのでしょうし、人質に犠牲はやむを得ない  と思っていたのかもしれませんが、人質の家族からの釈放要望が強いこと及び世界の各地からイスラエルの空爆による人的被害の増大に対する抗議の声に少しは妥協せざるを得なくなったこと、および米国のアイデン大統領ももこの段階になって大統領選を控えて、イスラエル寄り一本の姿を改めて休戦に 対応施せざるを得なくなったのでしょう。
人質の引き渡しの形態
 どういう形で引き渡されるのでしょうか、イスラエル側で刑務所に収容されていた人に関しては刑       所粗から出て来るのは分かります。
ハマス側の人質はどういう風にして赤十字に渡すのでしょうか。地下から、表の隠れ家からでしょうか、イスラエル側、が監視しているし、衛星も回っていて位置情報が分かればイスラエル軍は直ちに攻撃し、奪還にに向かうはずですからハマスがどのように隠していた人質を出すのでしょうか、停戦戦期間中はイスラエル側が空から監視しないと取り決めたという説もありますがどうなのでしょう。
・開放された人質のケア
 釈放された人質の今後のケアが重要だと思われます。肉体面では時間の経過とともに回復が期     待 できるでしょうが、精神面のケアが大変かと思われます。異常な体験はトラウマとなって残り続けるでしょうから、これをいかに回復させるか長い時間をかけて行う必要があるでしょう。特に子供にとってはダメージが大きいでしょう。親が殺された子供などは特に大変で、復讐の憎悪が続けば新たな、対立紛争の火種を生むことになりかねません。
米国のイスラエル寄りの姿勢
 今回、バイデン大統領は最初からイスラエル寄りの姿勢でその支持を表明、武器も提供してきました。何故、米国はイスラエルをこれほど支持するのでしょうか。
―米国にはユダヤ人が本国より多い。米国に住むユダヤ人は730万人でイスラエルに住むユダヤ人の718万人より多く、米国の成人にユダヤ人の占める比率は2.4%です。
―人口の割にその影響力が強いのは政界でのユダヤ人の力が多いからです。下院議員では435人 中28人、上院では100人中10人。またバイデン政権内にユダヤ人が多い。ブリンケン国務長官、コーエンCI副長官、ヘインズ国家情報長官イエレン財務長官等です。
―ユダヤ系のロビーの影響力が強い、最大のロビー集団では400万人以上の会員を擁しているしある委員会は全米ライフル協会に匹敵する資金力を持ち、親イスラエルには政治献金し、反イスラエル候補は攻撃しています。
―メディアも親イスラエル傾向が強い。
現在、3度目の人質解放が合意されていますがすべての人質の早期解放を願いたいし、更には停戦ではなく休戦と共に恒久的な解決策を見出してもらいたいものです。

2023年10月30日

2023年10月のブログ ー イスラエルとハマスの軍事衝突

        2023年10月のブログ ー イスラエルとハマスの軍事衝突

 今月は新たな発生した、イスラエルとハマスの軍事衝突について取り上げます。パレスチナの軍事組織ハマスは、イスラエルへのガザ地区を越境してイスラエルの音楽会場を襲撃し多数の死者を出すとともに人質として多数を連れ去りました。また近くの民家も襲撃し、死者と人質を連れ去りました。この軍事行動によるテロ攻撃によりイスラエルとハマスの軍事衝突が発生しました。そもそもこの紛争は何と呼ぶべきなのでしょうか、イスラエル・ハマス戦争、ガザ紛争、軍事衝突でしょうか、いずれにしても双方特にハマス側に多数の死者が出ていて、今日現在イスラエル
側に約1,400人、ハマス側に約7,000人です。この数はイスラエル軍がガザへ侵入すればその死者数ははるかに多くなり先行きが懸念されまています。
 今回のようなイスラエルとパレスチナ側の戦闘で中東戦争と呼ばれているのが1948年のイスラエル建国以後、4度あります。2つの民族と宗教―イスラエルに住むユダヤ教徒1,000万人、パレスな自治区に住むイスラム教徒500万人は争いを繰り返してきましたが、現在の状況を概観してみます。ハマスはイスラム原理主義を掲げ、イスラエルの破壊とユダヤ人の抹殺を誓い、イスラエルとのいかなる交渉による解決を拒絶しています。Palestine Liberation Organization(PLO:パレスチナ解放機構)に取って変わって、パレスチナでの主導権を握っています。ハマスは、腐敗しきった組織で06年のパレスチナ評議会選挙で勝利して以来1度も選挙を実施ていません。ガザ地区への国際社会にの支援の多くを着服して攻撃用のトンネル建設や武器購入に充てています。そしてイスラエル領へとケット砲攻撃を繰り返してきました。このためイスラエルは、ガザ地区をそっくり強固な壁で固めてしまました。イスラエルはガザの人と物の出入りを徹底的に管理し、ガザを「天井の無い監獄」としています。PLOの主流派は現在もヨルダン川西岸の一部を統治下に置いていますが、イスラエルの生存権を認める民族主義的な世俗組織に変身しており、しかも汚職が蔓延しています。パレスチナも汚職ははびこり、PLOが出て来た時は汚職の無い組織とと言われましたが直ぐに汚職がはびこるようになりました。
 一方、イスラエルはヨルダン川西岸でユダヤ人の入植地建設を力ずくめで進めてきました。入植者数は21世紀に入って倍増し、今や約45万人になっています。これに対し、西岸のパレスチナ人は約300万人。イスラエルの占領地と入植者を合わせると、ヨルダン川西岸の60%以上になります。パレスチナ側の完全な支配下にある地域は16%にすぎなくなっています。
 今回のハマスの侵攻を受けてイスラエルはハマスのガザ地区における軍事的壊滅を目指して30万人の予備役を動員してガザの境界線に戦車等の軍事車両を集結して臨戦態勢にあり、連日、ガザ地区を空爆して子供を多く含む民間人の死傷者を多数出しています。これらの犠牲に対し、イスラエルはハマスが民間人を盾としているからだとして多数の死傷者数を意に介していません。これに対してアラブ諸国以外でもイスラエルの非道さに非難の声が沸き起こっています。国連のグテレス事務総長はイスラエル軍のガザへの攻撃は明白な国際人道違反だと述べています。ハマスによる7日のイスラエル攻撃を非難していますが「何もないところから突然起きたわけではない。パレスチナの人々
は56年間、息苦しい占領下に置かれてきた」と事態の根本原因を指摘しました。これがイスラエルを激怒させ、事務総長の罷免要求までしています。
 イスラエルは米国の支援と黙認の下、明日にでもガザへの地上攻撃を開始しようとしていて、ガザを閉鎖し、生活必需品である食料、医薬品、水、燃料の搬入を阻止しています、人道的危機ですが、ハマスの手に渡るのを防ぐためとしています。文明社会の良識ある人間であれば絶対反対をつらなければならないとおもわれます。時間と共に、世界各地でイスラエルに対する抗議デモが発生し、反ユダヤ運動も生じています。良識をもって早期に平和的解決を望みたいです。

2023年10月 1日

2023年9月のブログ ー バッハで癒されてます

2023年9月のブログ ー バッハで癒されてます

 今月は芸術の秋を先取りしてバッハを取り上げます。皆さんはバッハはお好きですか、私はバッハが大好きでその音楽をを聴くと心が癒されます。作曲家で1番バッハ、2番モーツアルト3番がベートーベンと好みです。
  学生時代はモダンジャズを主に聴いていました。前衛ジャズの破壊的エネルギーに共感してジョン・コルトレーンを中心にファラオ・サンダース、アーチ―シェップに夢中になりました。その時、友人にモダンジャズを聴いているとバロックが好きになるといわれ、そんなものかと気にも留めませんでしたが、毎朝、目覚まし代わりにFM番組の朝のバロックを聴いている中にバッハが好きになるようになりました。就職後、バッハのクリスマスオラトリオのレコードが3枚組で発売されましたが、手が出なくて新宿の名曲喫茶へ3種間通って聴いたりしきました。
 私の好きバッハのな曲は、無伴奏チェロ組曲、平均律クラビア曲集、ブランデルブルグ協奏曲、マタイ受難曲、クリスマスオラトリオ等ですが何回聴いても飽きが来ないです。
 無伴奏チェロ組曲はチェロの旧約聖書と言われ、チェロの最高傑作ですが演奏者によって全く異なって聴こえます。最初に聞いたのがフルニエの演奏でフランス流の優雅な感じが印象的でした。その後、パブロ・カザルスを聴きこれが最高峰と言われるのもその重厚さ故と納得がいきいました。その後20世紀の最高のチェリストと言われたロストロボービッチの演奏をCD の発売を待ちかねて即購入しましたが、なんかしっくりこずがっかりさせられました。また、ヨーヨーマは人柄も魅力的で期待して聴きましたがどうも聴き続けられません。
 最初に聞いたのがフルニエの影響が大きいせいなのでしょうか。平均律クラビア曲集も同様です、グレングールドのピアノ演奏を聴いて素晴らしいと思って他の演奏家―ピアノのリヒテル、バレンボイムを聴いてもピンと来ない、チェンバロのグスタフレオンハルトはと思っても今一
でした。
 マタイ受難曲に関しては、カールリヒターの重厚な演奏を聴くと聴き惚れてしまい、特に「神よ哀れみたまえ」のアリアはこれぞ宗教曲と感心させられますが、他の演奏家の場合、途中で投げ出してしまいます。
 バッハの曲はなぜこんなに素晴らしいと感じるのでしょうか、バッハの神に対する信仰、敬虔さ故でしょうか、音楽は楽しくなければ始まらないとその信念からくるでしょうか、とにかく素晴らしい曲を残してくれました。
 私はバッハの曲が好きですがそれでも繰り返し聴けるものとそうでないものがあります。上にあげたものはいつでも繰り返し聞けますが他のブランデルブルグ協奏曲、管弦楽組曲1から5番などは素晴らしいのですが繰り返し聞くのには堪えられません、間隔を置けば素晴らしいと思って聴くことができます。
 バッハの生演奏を聴いたのは堤剛の無伴奏チェロ組だけです。マタイ受難曲は1度生で聴いてみたいと思いますが国内ではバッハコレギウムジャパンが2年に1度程度演奏していますがいつもタイミングが合わず逃しています、本場のオランダ等世界的に評価されいるバッハコレギウムジャパンの演奏を機会を見つけて聴いてみたいと願っています。
 先日、ピアノの演奏会に行き、小ホールで初めて聴きました、大ホールでは何度も聞いていたのですが小ホールではピアノの音がよく聞こえ改めて生演奏の良さが実感できました。生の演奏はバイオリン等の弦のの響きが重厚で音の幅広がって聴こえますがCD、FMでもそれなりに聞こえますので秋の夜長を名曲で楽しみあいと思っています。

2023年8月29日

2023年8月のブログー プリゴジンの死に見える覇権国家の恐ろしさ

2023年8月のブログー プリゴジンの死に見える覇権国家の恐ろしさ

今月はプリゴジンが反乱を起こして後、2か月でプーチンに抹殺されることになった覇権国家の独裁者プーチンの恐ろしさについて述べます。
反乱後プリゴジンはプーチンと和解したかと思われましたがそうはいかず、プーチンに反逆した者の例にもれず搭乗機が墜落され、死亡が確認されました(ロシア政府がDNA検査で確認) 。プリゴジンのプライベートジェット機のの爆破の原因はロシア諜報機関によって機内に仕掛けられた爆薬で爆発したとの説が最有力で、プーチンが指示したことは明白で、巻き添えを食った搭乗員の3名は誠に気の毒なことです。死亡した幹部の中にはグループの共同創設者で軍事部門のトップ、財政部門のトップが含まれていたようででワグネルグループは組織的に壊滅したことになります。
 裏切者は絶対に許さないと言う死の掟の実行ははプーチンの常套手段で、過去に数々の犠牲者が出ています。彼が今日まで独裁者として君臨したきたのは反対者を根絶するという冷酷な政策を実行してきたからでした。敵を消すため命を奪うことが正式の手続きなしで実行できるのが独裁国家、覇権主義国家の特質でしょう。政敵の暗殺という残虐行為はロシアのみでなく覇権主義国家では通例で北朝鮮、中国等でもよく見受けられますがこれを取り締まる法律がなく、あっても適用されないのが通例でありますが国民の側でも特に疑いもなく受け入れています。 プリゴジンはワグネルに自らの死の場合の「行動計画」を作成していたといわれます、恐らくプーチンに対する復讐計画であるでしょうが、どのような内容であり、どのようにに実行されるかが興味を惹れます。また、プリゴジンはアフリカ諸国に莫大な利権、財産を有していたのでその遺産をプーチンが引き継ぐのか誰か他の者になるのかも注目されます。ワグネルの構成員は他のグループに併合されるのでしょうか、正規のロシア軍には給与が安いから自ら移る人は少ないでしょう。事件後、プーチンは兵士に国家への誓約書を出すように要求していますが、自らに対する信頼性の無さを公表しているようなものです。
 今、問題なのはアフリカ諸国がこれらに追随する動きです。多くは軍部がクーデター等で政権を奪取し欧米並みの民主主義、には程遠く、軍部による強圧的政治を行うことです。クーデターで政権が代わるだけであれば国民も我慢できるでしょうが民増問題が加わると民族浄化題が起こりかねず国民は他国へ逃れる必要があり、深刻な民族問題が発生します。このような国々をロシア、中国が支援し、利権を拡大、資源の確保、インフラの支援などで完全に取り込み、事実上属国化してしまっています。これらの動きに対して欧米は対応していません。特に米国は従来、世界の大国として武力ですべての紛争を抑え込こむを使命と考えてきましたが、国連での対応を優先させているようです。
 今、必要なことはプーチンのような独裁者の対外的影響力を阻止することそのためには孤立化でしょうか、
また、覇権主義的な国家が軍事クーデターが発生して時、国連がそれを阻止する手立てがないのでしょうか。現在の国連の無力化は嘆かわしいことです。

2023年7月31日

2023年7月のブログークーデター後のプーチン

2023年7月のブログークーデター後のプーチン
今月は前月のプリゴジンの反乱後のプーチンについて取り上げます
プリゴジンの反乱自体がよく分からないものでしたがその終末も曖昧ものでした。結果としてプリゴジンはワグネルの進軍を止め、ロシア軍に下ったわけです。ワグネルはその地位を奪われ、隣国のベルラーシに滞在することになりました。そこでの身分はどういうものであるかは明確にされていません。ワグネルのメンバーはロシア軍に編入されることも可能だとされていますが、給料の安いロシア軍に鞍替えするる人数はどれほどいるのでしょう。ベルラーシで同国の軍隊の実戦訓練を指導するとされています、アフリカ等の実戦で悪行を重ねてきたワグネルですから戦争経験は指導できる強みを持っているのこえでしょう。
今回の騒動で注目されるのはプーチン大統領の行動です、こわもてのはずがワグネルに対しては今一つはっきりしない態度が見られます。従来であれば反逆した者対しては即詩をもって対処してきたはずですが、今回は相手に弱点を握られているとはいえ軟弱であるという印象はぬぐえません。
プーチンはKGB出身で裏の世界に精通してそこで力を発揮して大統領にまで上りつめました、いわばマフィアの親玉で汚い仕事に従事し、人にもやらせてきました、ロシア国民はそれを知っていながら悪い中でもましな人間と理解して選んでいるのです。従って国民の中からプーチン下ろしが起こることはよっぽどのことがない限り無いでしょう。あるとすれば上層部の権力争いの結果としてプーチンではやり難いと言うことになれば地位が危うくなるでしょう。一つはウクライナでの敗戦ということになれ大ロシアに傷がつくから抹殺されると言うことになりかねません。その意味ではプーチンは自分が仕掛けた戦闘ですが負けて終えることは絶対できない立場にあります。そこで起こる懸念はウクライ軍に圧倒されれば核器を使用するのではないかということです。核をウクライナに向けて使用すればヨーロッパ全体に被害は広がりま結果として米軍も核兵器を使用と言うことになり、第3次世界大戦に突入となりかねません。当然、日本も巻き込まれるのは言うまでもありません。
 いずれにせよプーチンは今以上に追い込まれると挽回の為、核兵器使用とか何をしでかすかしれない恐ろしさがあります、また、ロシアは伝統的に残虐な暴君を生み出してきています、残虐性はロシアの民族性と言えるのでしょう、これをおとなしくさせておく手だてはないのでしょうか。
 ウクライナの戦闘に関しては人間が劣化、退化しているのではないかと思わされる現象があいついで生じています。
欧米はウクライナ支援と言いながら、負けないよう、勝利しないようという態度で約束した武器支援の提供を遅らせています。米国はウクライナにクラスター爆弾を提供とすると発表してウクライナ軍は使用を始めました、米国、ロシア、ウクライナは加盟していないが各国はクラスターバクだbン禁止の条約に加盟しています。それほど人体に損傷を与える爆弾ですから人道上使用すべきではないのですがバイデン大統領は支援の弾薬が不足してきから提供するといいました。理念も何もないご都合主義です、人の命を何と思っているのでしょう。また、プーチンはウクライナからの黒海経由穀物の輸出を認める条約を締結していましたが、その延長を認めないとしてウクライナに向かう船を敵船とみなすと言うことにしました。アフリカ等の飢えている国に取り何よりも貴重な穀物の輸出を止めるとは狂気の沙汰という気がします。そしてロシア訪問のアフリカの代表団には穀物を無償で提供する用意があると語っています。狂っているのかと言いたいですが現実なのです。人類は進歩するのを止めて、後はAIに任せると言うことなのでしょうか、誠に恐ろしい状態が続きます。
 猛暑が続きますがこれ以上ぞくっとする恐ろしい事態が起こらないよう願っています。

2023年6月28日

2023年6月のブログープリゴジン氏の対ロシア軍事反乱 今月はプリゴジン氏の対ロシア反乱と言う驚くべきニュースを取り上げます。 プリゴジン氏はプーチン大統領の盟友と言われ、民間軍事組織ワグネルを創設してアフリカ、ウクライナ でも成果をあげてきました。軍事的成功を背景のし上がり、最近ではロシアトップのショイグ国防相、ゲ シラモフ軍参謀総長と対立し、軍から軍の支配下に入るよう勧告を受け、反発してきました。23日夜反 乱を宣言し、ロシア南部の都市ロストフナドヌーの軍司令部を占拠、更に「正義の行進」と称して首都モ

2023年6月のブログープリゴジン氏の対ロシア軍事反乱

今月はプリゴジン氏の対ロシア反乱と言う驚くべきニュースを取り上げます。
プリゴジン氏はプーチン大統領の盟友と言われ、民間軍事組織ワグネルを創設してアフリカ、ウクライナでも成果をあげてきました。軍事的成功を背景のし上がり、最近ではロシアトップのショイグ国防相、ゲシラモフ軍参謀総長と対立し、軍から軍の支配下に入るよう勧告を受け、反発してきました。23日夜反乱を宣言し、ロシア南部の都市ロストフナドヌーの軍司令部を占拠、更に「正義の行進」と称して首都モスクワに向けて北上していました。これに対して、プーチンは演説で「裏切り」としてロシア連邦保安局が捜査を開始していました。ロシア人同士の軍事衝突が懸念されましたが、24日は一転、プリゴジン氏は「ロシアの血が一方的に流される責任を理解し、我々は方向転換して引き返す」として引き上げました。プリゴジン氏が常に現場に姿を現しているのには、表にいる方が暗殺の恐れが少ない理由とはいえ、ワグネルの指導者の姿をしていました。
 時間とともに反乱の一端が明らかになるにつれ、この反乱は体制変革等関係なく、野心家の権力闘争にすぎず、仕組まれた茶番劇にすぎないことが明らかとなりました。 僅か1日の反乱、隣国ベルラーシのルカシェンコ大統領の仲介を受け入れた結果、プリゴジン氏は反乱の罪に問われずベルラーシに移動しました。無謀な決起とあっけない結末、独裁国家の動きは、流される血が少なかったのは何よりです。
 この一連の動きを見ていて考えさせられたのは、独裁国家、独裁者の動きです。反乱に対して、超法規的に「罪を問わない」と言うのは民主的な法治国家では考えられない行為です。意思決定が不明なまま国家意思が決定され、当然国民には説明がされない。これは独裁国家たる所以なのでしょう。
今回の反乱=茶番劇で明らかになったことはいくつかあります。
・プーチンの絶対権力の崩壊の始まりが見えた。
・プーチンの権力基盤が盤石ではなく、その危機管理能力の限界が露呈。
 地方の住民にプリゴジン、ワグネルに対する歓迎、プーチンに対する不満が地方にみられること
・プリゴジンは単なる野心家で、今後、プーチンの暗殺に怯えて生きなければならなくなった
・ロシア正規軍のもろさが判明したこと
・ワグネルはプーチンから大量の資金援助を受けていた
以上、義の無い反乱は天下の大勢に大きな影響は与えず消滅するだけなのでしょう。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


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