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2023年12月のブログ ー 今年1年の回顧
2023年12月のブログー今年1年の回顧
早いもので2023年が終わろうとしています。振り返ってみれば良いこと悪いことがあったはずですが悪いことの印象が強く残っています。良いことはスポーツの面でワールド・ベースボール・クラシックでの日本の優勝、大谷選手のプロスポーツ界最高の金額でドジャースへの移籍、サッカーワールドカップでの日本の活躍が光りました。
残念な面では、大江健三郎、坂本龍一が亡くなられたこと、世界的な芸術家をなくしたことは後継者がすぐ見当たらないだけに惜しい限りです。坂本龍一はほとんど聞きませんでしたが大江健三郎は後期の小説はほぼすべて読みました、同じようなストーリーで読みやすくありました、外国の文学者詩人が頻繁に引用されるのは多少辟易もしました。
良くない世界情勢はきりがないですが、イスラエルーハマス戦争の勃発、ウクライナ情勢の膠着化、世界的なポピュリズムの現実政治への進出、日本の政治資金疑惑問題が主なものでこれらをとりあげます。
イスラエルとハマスの戦争はイスラエル軍の一方的な攻撃でガザの死傷者が飛躍的に増加していますがイスラエルはハマスをせ殲滅するまでと攻撃の手をゆるめません。これは大量虐殺でしかありませが、イスラエル支援の米国、歴史的に責任ある英国等一向に意に介していません。米国の大学では学長がイスラエルーハマス戦争の正しい中立的意見を述べればイスラエルを無視と言うことで責任を取らさせられる異常事態が起きています、しかし米国ではこれが正常なのでしょう、ユダヤ人に首根っこを押さえられているからでしょうが何故これほどイスラエルに肩入れをするのでしょう、選挙の票と金が欲しいせいなのでしょう、これではとても民主主義の先進国とは言えないのではないでしょうか。
ウクライナ情勢は懸念されていた通り、米国、欧州諸国の支援疲れのせいもあり体力勝負となりつつあり、ロシアが優勢になりつつあります。武器の支援がなく人口数が劣れば戦い抜くのは難しくなるでしょう。適当なところで休戦と言うのが支援国の本音でしょうが、ゼレンスキー大統領としては無くした領土を取り戻すまではと言う旗を降ろせません。これでは死傷者と建物、施設の破壊が進むだけで国土の荒廃を招きます。何とか戦争を早く終わらせてもらいたいものです。
世界的なポピュリズムとして各国で極右政党の進出が見られ、西欧諸国にも及んでいます。これは世界的な格差・不平等の増大、エネルギー価格の高騰に対する人々のはけ口を求めての行動なのでしょうがこれらの趨勢は予見できているのに的確に対応できない既成政党の無力が嘆かれます。この人たちは社会的弱者を敵にあげる傾向がり社会的分断をもたらしがちです。
日本の政治資金疑惑問題に関していうと、政治に金がかかりすぎと言うのは昔からの常識で、国民の側が代議士にたかる習性がありました。例えば、自治会の祭り等の行事に一封もらうのが常態化し、代議士も金がいくらあっても足りないでしょう。だからと言って違法資金集めが赦されるわけではりません。政治資金疑惑での岸田首相の当事者意識を欠く抽象的で内容の無い言葉の羅列、自民党の議員も言葉だけとして聞いている、これでは国民が政治に関心を持つはずはなくなり、それが岸田首相側の狙いだとしても、政治の虚しさがの残るだけです。
来年の大きな問題の一つは、上記の戦争の行方と主要各国で予定されている選挙の結果です。台湾、インド、ロシア、米国と各国トップの選挙が行われその結果は世界情勢に影響を及ぼすので注目されます。最大の焦点は米国です。今の情勢ではバイデン大統領とトランプ前大統領との前回の争いの再現が予想されています。両者とも高齢であるから舞台から降りてもらいたいと思いますが残念ながらやる気満々です。いずれが選ばれても世界にとっては困ったことになります。トランプはその特異な言動、国内第1主義で困るし、バイデンは高齢で世界の舵取りを任すには不安を残します。まだ来年選挙には時間がりあます。若くて新鮮な候補が彗星のごとく現れればと期待しています。
来年は今年より平和でよい年になるよう願っています。
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2023年6月のブログープリゴジン氏の対ロシア軍事反乱 今月はプリゴジン氏の対ロシア反乱と言う驚くべきニュースを取り上げます。 プリゴジン氏はプーチン大統領の盟友と言われ、民間軍事組織ワグネルを創設してアフリカ、ウクライナ でも成果をあげてきました。軍事的成功を背景のし上がり、最近ではロシアトップのショイグ国防相、ゲ シラモフ軍参謀総長と対立し、軍から軍の支配下に入るよう勧告を受け、反発してきました。23日夜反 乱を宣言し、ロシア南部の都市ロストフナドヌーの軍司令部を占拠、更に「正義の行進」と称して首都モ
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