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スタッフブログ

2025年12月30日

                             2025年12月のブログー今年を振り返る

 早いもので、2025年も終わりを迎えようとしています。年齢と共に感受性が鈍くなるのか、思い出に残ることが少なくなってきています。しかしながら、親しかった友人が亡くなったことには寂寥感を抱きました。離れていても何となく元気かと気にかけていた友人が、同じ病で自分は手術で生き延び、検査を受けずに大丈夫だと言っていたのが、あっという間に亡くなってしまいました。年寄りにはきつく感じられます。
 一年を振り返る上で良い本が出版されたかどうかは社会の知性を映し出す重要な指標になります。図書紹介の読書新聞、週刊読書人が恒例の今年の収穫として各界の識者から3~5冊の本を取り上げられます。6月と12月の2回行われます。以前は、複数の人が取り上げる著書がいくつかありましたが、不作が標準化し今年も2点ある程度でした。そのうちの1冊は、四方田犬彦の「三島由紀夫を見つめて」で、私も読みました。490頁の厚い本ですが、期待していたのとはほど遠いものです。中でも本人が力を込めた哲学小説「三島由紀夫、パゾリーニに会う」は今一つでした。四方田氏のパゾリーニといい、蓮見重彦のコダールへの偏愛といい、映画狂には監督への偏愛がるようです。私にとっては、吉本隆明全集38巻が無事完結したことが何よりの収穫で、嬉しかったです。
 今年は高市早苗氏が日本の初めての首相に選ばれました、それなりにいいことかと思われますが、業績も上げていないのに期待値で高い支持率を獲得しているのは、私には嘆かわしいことと思われます。願うべきは、この支持率を背景に立派な業績を残してもらうことです。
 世界に目を向けると、パレスチナ戦争、ウクライナ戦争、当事国にとっては悲惨な結果で終わろうとしています。要するに世界は他国の面倒をみることはできない、それは物質的も理念的にも無理だと言うことを言によって証明したことになります。大国の利害の前に、その意図に従わなければ、存在を抹殺するという何世紀も前から繰り返されている蛮行がこの世紀に横行しています。人類の理性の連続的進化はいったいどうなったのでしょう。今の世界は、トランプ、習近平、プーチンの3悪によって牛耳られています。特にトランプのベネズエラのタンカー封鎖、特殊作戦による漁船の攻撃は前世紀的帝国主義で、今時許されるはずはないことです。日本も含め。他国は沈黙しています。これら3悪がなくなっても、これを引き継ぐ小悪が現れ縮小再生産されながら、引き継がれるのでしょう。
 週刊金曜日の12/19日号の表紙に日本のジャズの殿堂、新宿ピットイン60周年として山下洋輔のピアノ演奏の写真が出ていました。もう60年になるのかという思いです。自分の若いころに、ジャズを試しに聞きに行ったことから始まり、山下洋輔、中村誠一、森山威男のトリオに魅了されました。3人は駆け足で低い舞台に上ると、力一杯の、音楽でやるサッカーと称される演奏で観客を圧倒していました。特に山下洋輔のピアノはまるで打楽器のような激しさで、この魅力に取りつかれ良く通いました。懐かし思い出です。現在、83歳の山下は、今年で演奏活動を休止して休養を取るそうです。一方で、先輩の渡辺貞夫は92歳で来年もビッグバンドの演奏を予定しています。山下にも早期の復帰を願いたいです。
 最後に今年一番良かったこと、2名がノーベル賞に選ばれたことです。また、亡くなられて最も惜しまれるのは、長嶋茂雄氏でしょう。
 来年は真の平和がこの世に実現することを願っています。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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