2022年9月30日

2022年9月のブログー故エリザベス女王の葬儀と安倍元首相の葬儀

2022年9月のブログー故エリザベス女王の葬儀と安倍元首相の葬儀

今月は故エリザベス女王の葬儀と安倍元首相の国葬について取り上げます。

安倍元首相の国葬問題で反対が賛成を圧倒的に的に上回り、前日までその傾向は変わらないのみならず当日も反対集会、デモ行進が行われ、多数の参加者がいたことは日本の民主主義も捨てたものでは無いと思わされました。国葬の正当性を議会で十分に説明することなく強行する姿勢は我が国の政党政治がまともな社会的通年や法順守の通じない世界であることが明らかにし、国民の分断という結果をもたらしています。どの新聞の評価を見ても国葬反対が圧倒的に多く、賛成はごく少数です。国葬が近づくにつれて反対の声が大きくなるという異常な事態でしたが、岸田首相は本人の口癖にもかかわらずこの声に耳を傾けようとはしませんでした。

安倍元首相の評価:生前から安倍首相は評価の分かれる人で、保守的な人には好かれるがその強権的姿勢には反発も多くありました。

ひとつは人格面。「森友・加計・桜を見る会」疑惑で政権を私物化した安倍首相の対応は、「国葬に値する立派な人だった」とはとても言えません。国会で何度も虚偽答弁をしたり、公文書改ざん問題では自死を招いたにもかかわらず、普通は申し訳ないと思うはずなのに、安倍首相は「自分は逮捕されなかったから間違ったことはしていない」と胸を張っているようにも見え、とても人格的に国葬に値するような人ではないと思われます。

 旧統一教会問題でも元安倍首相が深く関与していたことは明らかであり、祖父の岸元首相以来反共ということで強い関係を持ってきたことは明らかです。現在、大いに議論差されており国民から疑念が持たれていて国会議員等の関連性を調査しているにも拘わらず死亡していると理由で安倍元首相の調査をしないということは岸田首相の真相隠蔽工作でしかないことは明らかです。何故、岸田首相は安倍元首相及び安倍派に心遣いをするのでしょうか少数派 故に多数派に遠慮しなければ政権基盤が持たないからなのでしょうか。一体何のために支持をしているのでしょうか、言葉では国民の声を聞くと言いながら実態は逆のことを行っている。これでは支持率低下は当然ではないでしょうか。

海外の評価としてはG7各国の首脳が一人も参加しなかったのは、それぞれの事情があるにせよ故安倍首相への評価に結びつきます。トランプ前大統領、プーチン大統領とは親密な関係を自慢していたにもかかわらず参加しませんでした。故安倍首相がいうほどの関係でもなかったということでしょうか。元首の参加者は7人で故エリザベス女王の葬儀では73人でした。比較するのは無理かもしれませんが残念ながら差があります。

 国葬当日の様子は見ませんでした、ラジオで岸田首相、菅前首相の弔辞を聞きましたが感動を与えるものではありませんでした。国葬への思いが無いもので自民党葬にふさわしい内容のものでした。

 故エリザベス女王の葬儀

 全世界で40億人が視聴したということ絵すごい数字だと思います。私もBBCの映像にくぎ付けになって見ました。キリスト教の儀式というためか荘厳なもので葬儀の行われた寺院の壮大さは中世以来の信仰深き人々の蓄積なのでしょうが巨大という感じがしました、このような時しか内部の映像を高所から見る機会はないと思いながら隅々まで眺めました。荘厳さと人々の哀悼の強さを感じましたが、この英国の繁栄は黒人の奴隷貿易で稼いだ莫大な利益に基づくものであることは忘れてられません。アフリカ諸国は今でも貧困に苦しみ取り残されています。この人たちが保障問題を超すのは当然でしょう。それと共に大英帝国に属するかどうかの問題が生じてくるでしょう。

 今回の国葬問題で国民の分断を引き引き起こした責任は岸田首相にあります。岸田首相は自分の考えを打ち出して集団をリードしていく力がなく、状況の中でしか生きられない人です、このためリーダ-として状況を作り出せず無責任な行動に走る。これを反省の材料として少しは国民の声を真に聞くようにしてもらいたいものです。今回の国民葬は何のためだったのか、今は国民の分断をなくすべく当事者の行責任ある行動を願いたいものです。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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