2018年10月 3日

2018年9月のブログ ーこの夏良かったこと

 2018年9月のブログ ーこの夏良かったこと

今月はこの夏良かった思われる事項を順不同で取り上げたいと思います。

・大坂なおみ選手の全米オープン優勝

大坂なおみ選手が全米オープンの女子シングルスでの日本勢初の優勝を達成したことです。決勝戦では元世界チャンピオンのセリナ・ウイリアムズ選手をセットカウント2-0で破っての堂々たる優勝です。憧れのセリーナ選手に勝っての優勝ですから本人の喜びも一層のことでしょう。

 父親はハイチ人で母親は日本人です。この父親はテニス未経験ながら大阪選手を指導したそうです。ウィリアムズ姉妹の父が独学で娘たちを指導し世界レベルの選手に育てた成功をみて自分もできると考えたそうです。大阪選手の使うラケットはヨネックス社のもので、市販のラケットのグリップ部分のみ仕様を変更してあるのみということで話題になっていました。話題につきない、未だ20歳と若くこれから伸びる選手ですから数々の記録の達成を願いたいものです。

・金足農業高校の選手の活躍

この夏の高校野球で甲子園を最も沸かせたのは、文句なしに金足農業高校の吉田雄星投手でしょう。その150キロの速球で秋田勢を103年振りに決勝進出まで導きました。結果は大坂藤蔭高校に敗れましたがその活躍ぶりは多くの人に感動を与えました。その豪腕ぶりは、秋田大会初戦から決勝まで全11試合で10完投を含む1,517級を投げ抜いたことです。試合終盤でも150キロに迫る直球で相手をねじ伏せるような投球は見る者に感動を与えるものでした。その高校生離れをしたスタミナは今後の活躍を期待させるものでした。投げ過ぎによる肩の疲労が今後の選手生活に影響を及ぼさないかということだけが心配です。

・大谷選手の活躍

大リーグエンゼルスの大谷選手が19号の本塁打を打ち、日本選手の1年目の本塁打記録を更新しました。投手と打者の2刀流で大リーグに挑戦し、投手としてもそれなりの成績を上げてきましたが、残念ながら右肘を痛めて肘の手術を今季終了後することになりました。打者としては、来季のスタートに間に合う可能性もありますが、投手としての復帰は2020年と予想されています。

両刀使いが見られなくなるのは残念ですが,少しでも早い復帰を願いたいものです。その間は、打者として活躍を願いたいものです。現在の大谷選手の10登板、20本塁打、10盗塁という記録は大リーグ初で偉大です。

・男子マラソンで世界新記録

 ケニアのエイウド・キブチョゲ選手が、2時間1分39秒の2分台を破る記録を出しました。これも素晴しい記録です。今の人間の限界に近い記録と言えます。1965年の世界新は、日本の重松森雄選手の2時間12分0秒でした。世界記録更新に要した年数を見てみると、4秒から3秒に5年、3分から2分は6年、2分から1分に4年でした。短距離の100メートル記録更新と共に注目される種目です。人間の限界と言われるものを破る記録が生まれるのでしょうか、少しでも記録が伸びることを期待したいと思います。

・2歳児の行方不真似位の発見

 山口・周防大島で2歳児が家人の目を離したわずかの間に行方不明となり、捜索活動の結果3日目に山中で無事見つかりました。150人体制の捜索活動で見つけることができなかったのに78歳のボランティアが30分あまりで発見したのです。過去にも多くの捜索、発見の実績があり、その考え方は「子供は下に向かって下がることはない、上に上がるのが子供の習性」ということで山の中で見つけました。幼児はちょっとの間にでも行方不明になり、またその行動範囲は予想以上に広いこと、また、子供というのは非常に生命力があるということがよくわかりました。見つかった両親の喜びはさぞやと思われます。事件がトラウマとならぬように十分なケアを受け、すぐすくと元気に育っていくこととを願っています。

・自民党総裁選での石破氏の善戦

 安倍首相の圧勝かと自他ともに予想した自民党の総裁選挙で石破元幹事長が善戦したことです。圧倒的勝利で石破氏を叩き潰す予定だったのが一転安倍首相の政治姿勢に不満を持つ存在が多数あるということを明らかにし、政権基盤にゆらぎをもたらしたことです。安倍一強に水を差す快挙で自民党にも少しはまともな人間がいると思わされました。数々の疑惑を曖昧にしてきた姿勢が改めて問われます。国民が納得しないことに自民党員もNOの気持ちを表したということで少しまともになったかと思われました。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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