2015年9月11日

8月のブログー戦後70年、戦争後と現在の子供の比較

 8月のブログー戦後70年、戦争後と現在の子供の比較

今月は、戦後70年に当たりますので戦争直後の子供と70年後の現在の子供との比較をしてみます。別の機会に、思想、政治、文学の視点で戦後70年の比較に挑戦したと思います。

 

 終戦直後の子供と今の子供を比べて、70年間に大きな変化が見られた幾つかかの点を主観的に概観してみます。

・子供の数:1家族34人が普通でしたが、現在は少子化で1家族の子供は1~2人です。子供の数が多いということは、家の中が賑やかであり、家の内外で子供なりの世界が作られていました。

子供の世界というのは、大人のものとは別に子供なりのルール、価値観が形成されこれが子供を支配するものとなります。当然、今はそのようなものは極めて少なくなっています。

・コミュニケーション:家族内、子ども同士

 祖父母が一緒に暮らすことが多く、悪いことはしてはいけない、必ずバチが当たるとか、酒、タバコ歯いけないと孫達に繰り返し言い聞かせたものでした。反発しつつも、頭の中に染み込まされたものです。今は、少ない孫から嫌がられないようにそのようなことをいう年寄りも少なくなってきたようです。

私の子供のころは、家の中では、年長者をトップとする秩序が有り、これを子供全体が守っていました。上の子は、下の子の面倒をみるだけなく、内外のカバーをしました。今では兄弟の数が少なく個々バラバラで纏まり難いでしょう。子供同士も外で集まり、グループを作り、その中に長幼の区別が有り、態度、言葉遣いもそれなりに異なるのが普通でした。ガキ大将がいて威張っているが、ルールを教え、弱い子は守り、他のグループに対しても身内を守るそんな姿勢が見られ、これが順次引き継がれていました。

・遊び、運動

 子供は風の子と言われ、寒くても暑くても学校から帰ると外で暗くなるまで遊ぶのが普通でした。今は外で遊ぶより家の中に閉じこもる方が多くなっています。これは、テレビがるとか、ゲームがあるということと共に子供の数が少なく、外へ出ても遊び相手が見つからないというせいもあるのでしょう。

  遊びも、昔は、道具は使わず、鬼ごっこ、陣取り、肉弾戦、相撲等、体で勝負というのが多かったようです、道具といっても、野球は別にして、めんこ、ビー玉、独楽程度でした。今は、ゲーム機、スマフォ等遊ぶ道具には事欠かないようですが、どちらかといえば友達と体ごとぶつけあう遊びはサッカーを除いて少ないようです。

  体をぶつけ合う、喧嘩や遊びを通じて相手をどれくらい痛めつけるかが理解でき、そこから手加減を覚えたりしたものですが、今はそのような経験がないせいか、かっとするといきなり極端な暴力に走りがちと聞きます。

・現代の子供の問題点

  一つは、子供の評価が勉強1本でしかなくなったせいで子供は勉強に追われがちで、その他の方面に時間が使えない。ある意味で気の毒な状態にあります。低学年は程々に勉強して、高学年、上の学校に入ってから勉強すればよかったのです。勉強に追われ、遊ぶ時間のない子供なんて子供言えないようで気の毒です。

もう一つは、子供が、インターネットゲームやスートフォンに犯されているということです。特にインターネットゲームは依存症というものなりやすく、インターネットゲーム依存性はアルコールや薬物依存症と何ら変わらない、つまり覚醒剤依存性と何ら変わりがないと精神医学者は早期の対策が必要と警告を発しています。進んだ技術が人間に害も及ぼすこともあり得ますので、使用を制限する等の対策を施すのが大人の責任と言えます。

・結論等

子供は、どんなことがあっても育つものです。戦後、食物を含め何も物がなかった子供も戦後の復興を担うことができました。物がなくて環境が整っていないとい心配されたが子供はそれなりに元気に育ちました。今の子供も問題点がるように見えても子供なりに克服して成長するでしょう。ぜひそう願いたいものです。大人がやるべきことは、世界中の子供が平和で豊かに暮らせるように精一杯支援することにあると思われます。

 

2015年9月11日

8月のブログー戦後70年、戦争後と現在の子供の比較

 8月のブログー戦後70年、戦争後と現在の子供の比較

今月は、戦後70年に当たりますので戦争直後の子供と70年後の現在の子供との比較をしてみます。別の機会に、思想、政治、文学の視点で戦後70年の比較に挑戦したと思います。

 

 終戦直後の子供と今の子供を比べて、70年間に大きな変化が見られた幾つかかの点を主観的に概観してみます。

・子供の数:1家族34人が普通でしたが、現在は少子化で1家族の子供は1~2人です。子供の数が多いということは、家の中が賑やかであり、家の内外で子供なりの世界が作られていました。

子供の世界というのは、大人のものとは別に子供なりのルール、価値観が形成されこれが子供を支配するものとなります。当然、今はそのようなものは極めて少なくなっています。

・コミュニケーション:家族内、子ども同士

 祖父母が一緒に暮らすことが多く、悪いことはしてはいけない、必ずバチが当たるとか、酒、タバコ歯いけないと孫達に繰り返し言い聞かせたものでした。反発しつつも、頭の中に染み込まされたものです。今は、少ない孫から嫌がられないようにそのようなことをいう年寄りも少なくなってきたようです。

私の子供のころは、家の中では、年長者をトップとする秩序が有り、これを子供全体が守っていました。上の子は、下の子の面倒をみるだけなく、内外のカバーをしました。今では兄弟の数が少なく個々バラバラで纏まり難いでしょう。子供同士も外で集まり、グループを作り、その中に長幼の区別が有り、態度、言葉遣いもそれなりに異なるのが普通でした。ガキ大将がいて威張っているが、ルールを教え、弱い子は守り、他のグループに対しても身内を守るそんな姿勢が見られ、これが順次引き継がれていました。

・遊び、運動

 子供は風の子と言われ、寒くても暑くても学校から帰ると外で暗くなるまで遊ぶのが普通でした。今は外で遊ぶより家の中に閉じこもる方が多くなっています。これは、テレビがるとか、ゲームがあるということと共に子供の数が少なく、外へ出ても遊び相手が見つからないというせいもあるのでしょう。

  遊びも、昔は、道具は使わず、鬼ごっこ、陣取り、肉弾戦、相撲等、体で勝負というのが多かったようです、道具といっても、野球は別にして、めんこ、ビー玉、独楽程度でした。今は、ゲーム機、スマフォ等遊ぶ道具には事欠かないようですが、どちらかといえば友達と体ごとぶつけあう遊びはサッカーを除いて少ないようです。

  体をぶつけ合う、喧嘩や遊びを通じて相手をどれくらい痛めつけるかが理解でき、そこから手加減を覚えたりしたものですが、今はそのような経験がないせいか、かっとするといきなり極端な暴力に走りがちと聞きます。

・現代の子供の問題点

  一つは、子供の評価が勉強1本でしかなくなったせいで子供は勉強に追われがちで、その他の方面に時間が使えない。ある意味で気の毒な状態にあります。低学年は程々に勉強して、高学年、上の学校に入ってから勉強すればよかったのです。勉強に追われ、遊ぶ時間のない子供なんて子供言えないようで気の毒です。

もう一つは、子供が、インターネットゲームやスートフォンに犯されているということです。特にインターネットゲームは依存症というものなりやすく、インターネットゲーム依存性はアルコールや薬物依存症と何ら変わらない、つまり覚醒剤依存性と何ら変わりがないと精神医学者は早期の対策が必要と警告を発しています。進んだ技術が人間に害も及ぼすこともあり得ますので、使用を制限する等の対策を施すのが大人の責任と言えます。

・結論等

子供は、どんなことがあっても育つものです。戦後、食物を含め何も物がなかった子供も戦後の復興を担うことができました。物がなくて環境が整っていないとい心配されたが子供はそれなりに元気に育ちました。今の子供も問題点がるように見えても子供なりに克服して成長するでしょう。ぜひそう願いたいものです。大人がやるべきことは、世界中の子供が平和で豊かに暮らせるように精一杯支援することにあると思われます。

 

2015年9月11日

8月のブログー戦後70年、戦争後と現在の子供の比較

 8月のブログー戦後70年、戦争後と現在の子供の比較

今月は、戦後70年に当たりますので戦争直後の子供と70年後の現在の子供との比較をしてみます。別の機会に、思想、政治、文学の視点で戦後70年の比較に挑戦したと思います。

 

 終戦直後の子供と今の子供を比べて、70年間に大きな変化が見られた幾つかかの点を主観的に概観してみます。

・子供の数:1家族34人が普通でしたが、現在は少子化で1家族の子供は1~2人です。子供の数が多いということは、家の中が賑やかであり、家の内外で子供なりの世界が作られていました。

子供の世界というのは、大人のものとは別に子供なりのルール、価値観が形成されこれが子供を支配するものとなります。当然、今はそのようなものは極めて少なくなっています。

・コミュニケーション:家族内、子ども同士

 祖父母が一緒に暮らすことが多く、悪いことはしてはいけない、必ずバチが当たるとか、酒、タバコ歯いけないと孫達に繰り返し言い聞かせたものでした。反発しつつも、頭の中に染み込まされたものです。今は、少ない孫から嫌がられないようにそのようなことをいう年寄りも少なくなってきたようです。

私の子供のころは、家の中では、年長者をトップとする秩序が有り、これを子供全体が守っていました。上の子は、下の子の面倒をみるだけなく、内外のカバーをしました。今では兄弟の数が少なく個々バラバラで纏まり難いでしょう。子供同士も外で集まり、グループを作り、その中に長幼の区別が有り、態度、言葉遣いもそれなりに異なるのが普通でした。ガキ大将がいて威張っているが、ルールを教え、弱い子は守り、他のグループに対しても身内を守るそんな姿勢が見られ、これが順次引き継がれていました。

・遊び、運動

 子供は風の子と言われ、寒くても暑くても学校から帰ると外で暗くなるまで遊ぶのが普通でした。今は外で遊ぶより家の中に閉じこもる方が多くなっています。これは、テレビがるとか、ゲームがあるということと共に子供の数が少なく、外へ出ても遊び相手が見つからないというせいもあるのでしょう。

  遊びも、昔は、道具は使わず、鬼ごっこ、陣取り、肉弾戦、相撲等、体で勝負というのが多かったようです、道具といっても、野球は別にして、めんこ、ビー玉、独楽程度でした。今は、ゲーム機、スマフォ等遊ぶ道具には事欠かないようですが、どちらかといえば友達と体ごとぶつけあう遊びはサッカーを除いて少ないようです。

  体をぶつけ合う、喧嘩や遊びを通じて相手をどれくらい痛めつけるかが理解でき、そこから手加減を覚えたりしたものですが、今はそのような経験がないせいか、かっとするといきなり極端な暴力に走りがちと聞きます。

・現代の子供の問題点

  一つは、子供の評価が勉強1本でしかなくなったせいで子供は勉強に追われがちで、その他の方面に時間が使えない。ある意味で気の毒な状態にあります。低学年は程々に勉強して、高学年、上の学校に入ってから勉強すればよかったのです。勉強に追われ、遊ぶ時間のない子供なんて子供言えないようで気の毒です。

もう一つは、子供が、インターネットゲームやスートフォンに犯されているということです。特にインターネットゲームは依存症というものなりやすく、インターネットゲーム依存性はアルコールや薬物依存症と何ら変わらない、つまり覚醒剤依存性と何ら変わりがないと精神医学者は早期の対策が必要と警告を発しています。進んだ技術が人間に害も及ぼすこともあり得ますので、使用を制限する等の対策を施すのが大人の責任と言えます。

・結論等

子供は、どんなことがあっても育つものです。戦後、食物を含め何も物がなかった子供も戦後の復興を担うことができました。物がなくて環境が整っていないとい心配されたが子供はそれなりに元気に育ちました。今の子供も問題点がるように見えても子供なりに克服して成長するでしょう。ぜひそう願いたいものです。大人がやるべきことは、世界中の子供が平和で豊かに暮らせるように精一杯支援することにあると思われます。

 

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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