2012年9月 2日
8月のブログー夏の甲子園
8月のブログ 夏の高校野球雑感
ロンドンオリンピックの興奮も冷めやらぬうちに夏の甲子園野球が続きました。どちらも暑い夏を吹き飛ばすほどの感動と元気を与えてくらました。
夏の高校野球の魅力は、選手のひたむきな個人プレーとチームプレーのバランス感、勝って喜び、負けて涙するという、ともすれば忘れがちな人間らしさの原点を感じさせてくれるからでしょう。
結果は、大阪桐蔭が光星学院を破り春夏連覇を成し遂げました。大阪桐蔭の強さは文句なしですが、光星ももう一歩というところで惜しくも敗れた、できおれば両方勝たせてやりたいという気持ちにさせられました。
桐光学園の松井投手も2年生ながら三振奪取の大記録を作り、来年の更なる成長が期待され、来年の夏への期待が高まります。
高校野球の関心の一つにどのチームを応援するかということが挙げられます。地方出身者にとっては、現在住んでいる土地のチームに惹かれますが、他方、どうしても出身地の田舎の高校を応援してしまいます。過ごした年月でいえば現在地の方が遥かに長くても、田舎のチームの活躍を望む想いが離れません。これは、小さな頃の刷り込みが頭から離れないせいでしょうか、日頃の田舎へのご無沙汰が気になるせいでしょうか。この時期、お盆とともに田舎を思い出されます。
夏の大会が終わり、選手たちも次の目標に向かって進みます。プロ野球のドラフトに指名される、トップクラスの選手、大学、ノンプロと野球を続けられる恵まれた人たち。
甲子園で活躍した選手には今後も続けて頑張ってもらいたいという願いが強いです。しかし、プロでも活躍できるのは一部しかいません。高校で力を出し切ってしまった、練習で試合で体を痛めた結果としてその後の成長が止まってしまった例も見られます。今年の夏を沸かせた選手たちには、今後も野球という目標に向かって大きくに羽ばたいてもらいたいものです。サッカー選手の最近欧州での活躍と同様、野球の世界でも日本を離れて米国等での活躍も期待したいものです。