2014年7月 4日

6月のブログーサッカーのワールドカップについて

6月のブログーサッカーワールドカップについて

今月は、サッカーワールドカップについて思うことを述べたいと思います。

残念ながら、日本は1次リーグで敗退して決勝トーナメントへ進めなかったです。

これは、実力相当であったのかもしれません。最近の実績からいって勝てる要素はなかったといえます。希望的には、勝って欲しいという願いはありますが、それを裏付けるものは無く、大会までどこまで勝ち進むかという楽観論ですべてが進んできて、日本中が沸き立っていたのかもしれません。

日本中の声援に押されて、自分たちを見つめ直す間もなく戦って結果的に負けたといえるのでしょうか。ムード的に勝てるのではないかということで初戦に敗退して、立て直すまもなくずるずると敗退してしまった、残念ですが、実力が伴わなかったということでしょうか。

優勝という言葉が選手から聞かれたとき、本当かと思ったが、選手の自信が言わせた言葉と期待したが結局は空回りで、世界とのレベルを改めて認識させられたのはいい教訓になったのでしょう。

正直言って、オリンピック等で日本の若い選手の活躍ぶりを見ているとひょっとすると旨くいくかと期待を持った人は私も含めて多かったでしょう。

これを機会に、日本のチームにチームとして勝つという体制を作ってもらいたいと思います。泥臭くても根性で勝つというような姿勢を確立してもらいたいと望まざるを得ません。

この大会でも注目されたのは、勝つのは突出した個の力量が勝つのか、例えばアルゼンチンのメッシ、ポルトガルのロナウド、ブラジルのネイマールのような選手を擁するチームが勝つのか、組織とスピードで戦うチームが勝つのかということです。また、前回王者のスペインは、ボールを保持してパスをつなぐスタイルで敗れた、また、かつての王者FCバルセロナ(スペインの主力選手の大半を占める)もこのスタイルで今年はタイトルをすべて逸しています。これは古いスタイルになったのでしょうか。メキシコ、ドイツは、縦のスペースを活かす縦に速いプレースタイルで勝ち上がっています。また、3バックを採用してサイドを活かしてカウンターを仕掛けやすいシステムを採用しているチームが増えましたが、このシステムは速さが要求されます。

再建日本チームはどの道を選ぶのでしょうか、日本人に合うスタイルはどれなのでしょうか。反省の上に立ち、方向付けをして来年度以降のスタイルを確立してもらいたいものです。

 それでも、日本のサッカーのレベルは昔に比べれば格段に進歩したと思います。今から30年ほど前は、日本のサッカーの国内試合と英国の1部リーグの試合をテレビで観ていると兎と亀を思い出させられるほどでした。日本の国内チームの戦いは、グランドからボールが出る回数も多くスローイングに時間がかかりのんびりした試合で退屈なものでした。それがなくなっただけでもずいぶん進歩したと思わされています。

今回もバロンドールの呪い(サッカー界で最も権威のある年間最優秀選手賞バロンドール受賞者をW杯直前に出した国は、W杯大会では優勝できないという歴史)が今回でも生きていたことになります。2013年の受賞者はポルトガルのロナウドでしたが本人も活躍することも無くポルトガルは敗れました。

日本は残りませんでしたが、優勝するのは欧州勢のドイツ、フランス、オランダか、南米勢のブラジル、アルゼンチンか好試合を期待して見守りたいと思います。

 

 

 

 

 

森島 中小企業 ISO支援オフィス


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