2014年10月10日
９月のブログー図書館の効用について
９月のブログー図書館の活用
猛烈な暑さの夏も過ぎ、秋を迎えようとしています。秋言えば読書、読書の秋に関連して図書館について述べたいと思います。
皆様は図書館をよく利用されているでしょうか。私は、休みの日は、３回図書館を訪れています、たまに休館日となると時間をどう過ごそうかと悩むことになります。
図書館の利用者といえば、受験生とお年寄りです。受験生は、緊張した雰囲気を求めて朝から関取の行列です。年寄りが次に多いのは、持て余した時間を過ごすのに最適なためでしょう、朝から晩まで混雑しています。多くは新聞を読み雑誌を見ながら時間を過ごしています。そして居眠りをして疲れを癒しています（図書館によっては守衛が起こしに来るところもあります）。シルバー向けの施設としたは最適と言えるでしょう。
私は、昔から図書館をよく利用していました。リサーチの仕事をしていたため、いろんな種類の専門の図書館を訪れました。自動車図書館、印刷図書館、航空図書館、住宅託図書館等、分野ごとにあり、調べ物をするのに重宝しました。１番利用したのは、今は千代田区立となった日比谷図書館です。１２歳ころから６０代の終わりまで、都立日比谷図書館である間はよく行きました。日比谷公園の緑と古い建物がマッチした環境で、構造的に利用しづらいようになっていましたが無駄なスペースが余裕感を与え、開架式で選択しやすく、雑誌がそろっているため、時間が余ると寄って時間を過ごしました。場所柄、デモの出発点となるため、マイクでの大声、シュプレッヒコールなどで問題点が分かり、また、日比谷野外音楽堂からバンドの演奏やその準備の音が聞こえてきて新しい音楽を耳に出来ました。千代田区立日比谷図書館になってからは改装し、外観と内部も新しくしたため、空間がありすぎ、よそよそしい感じになり、静か過ぎることもあり何となく意心地が悪く、現在疎遠になっています。
図書館の効用の一つは、読みたい本をリクエストして内容を確認できることです。新聞等で見た本をすぐ購入してがっかりしたり、本屋での立ち読みでは十分検討できない場合がありますが、図書館にリクエストして、じっくり内容を検討して良ければ購入すれば良いのです。この方法で精選した本を購入することができます。図書館によってはリクエストを持って行く前に希望の本が新着図書として展示されている場合もあり、このような場合とてもハッピーな気持ちになります。普段から書店、雑誌、新聞等で最新の出版情報に網を張っているという楽しみにもなります。
リクエストした本が、新聞雑誌の書評欄で推薦図書に選ばれたりすると、自分の目利きに満足したりします。逆にリクエストで購入された本が新刊図書の欄に野ざらしにされているとなんとなく悪いことをしたなという気にもなります。
又、図書館には、雑誌が多数揃えられています。これらを片端から目を通すのも楽しいです。私は、総合誌、経済誌、音楽、文学、音楽（クラシック、ジャズ）、英文雑誌に目を通しています。時間がない場合は、題と内容にざっと目を通すだけでも最新情報が得られます。
図書館を有効活用して、読書に音楽鑑賞にと生活の幅を広げてみてはいかがでしょうか。お金をかけずに生活を豊かにする最高の手段と思われます。