2014年3月 5日

2014年2月のブログーソチオリンピックを終えての感想

 2月のブログーソチオリンピックを終えての感想

 

第22回冬季五輪ソチ大会は、金1、銀4、銅3の計8個で国外以外の大会では最高のメダル獲得の好成績でした。大会中のテロが心配されましたが、ロシア警備当局の厳重な警備、力による封じ込めの成果と、大会の間は1時休止としたいテロリスト側の意向か、平和の祭典として無事に終えられたのは何よりほっとさせられました。

大会期間中は、そんなことと関係なく選手達の活躍に一喜一憂させられ、日の丸の掲揚を見ると日本人として晴れがましく感じました。この大会を振り返って感じたことが2点です。

1.若い人の活躍とベテランの頑張りが目に付いたこと、2.冬の大会は、夏の大会に比べて連覇が少ないと感じたことです。

1.若い人の活躍とベテランの頑張り

 ・フィギュアスケートで金メダル獲得の羽生選手が19歳、並み居る強豪を抑えての優勝は立派としかいいようがありません。

スノーボードハーフタイプで銀メダルの平野歩夢選手は僅か14歳の中学3年生です。大人でも難しいと思われる競技に堂々の銀でしかも記者会見でもあっけらかんとした感じで話しスポーツ根性とは違う爽やかさに強い印象を受けました。わが身の中3と比べて凄いものだと感じ入らされました。

・スノーボードパラレル大回転で銀竹内智香選手が31歳、ジャンプラージヒル個人で銀の葛西紀明選手が41歳でした。若い選手に負けないベテラン選手の頑張りは、若さや力だけではなく、経験、判断力、精神力が年齢を超えてものをいうのかと今後の大会での他の選手の活躍への期待につながると共に我々高齢者も精一杯頑張らなければといけないと元気をもらいました。

残念ながらスキージャンプの高梨沙羅選手はメダル獲得できませでしたが、未だ若く今後に期待したいと思います(その後の世界選手権では五輪の後遺症もなく31日、ルシュノフ(ルーマニアの旗 ルーマニア)でのワールドカップ第14戦でシーズン11勝目(通算20勝)をあげ、2シーズン連続の総合優勝が決定しています。若さ故の回復力でしょうか今後共、順調な活躍が期待されます)。

2.冬の大会は、夏の大会に比べて連覇が少ない

 今大会を見ていて、連覇がかなり難しいものだという感じを受けました。金メダル確実の候補が相次いで敗れて夏の大会との差を感じました。競技自体、雪や氷の上で行うため、実力以外に試合当日の気象条件等の外部要因の影響を受けやすいせいなのか前評判の選手も確実にメダル獲得とはいかなかった例が夏の大会より多かった気がします。こうした中で連覇を達成する選手は本当に偉いと思いました。

 

その他、冬の大会は種目が少ないせいもあるのか、夏の大会ほどメダル獲得数が圧倒的に多いと言う国がないように思われました。冬の競技は、施設、装備、費用がかかる成果等の制約条件があるせいか、メダルを取れる国が限られてくるのは、やむを得ないと思われます。

 この大会の好成績で今後の東京オリンピックでの活躍の期待に弾みがついたかと思われます。選手初め関係者がより多くのメダル、より立派な大会を目指して努力されるのを長期的に後押ししたいものです。

 

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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