2022年7月29日

2022年7月のブログー第7波のコロナと出口の見えないウクライナ情勢

 2022年7月のブログー第7波のコロナと出口の見えないウクライナ情勢

 夏の盛りだからでしょう、猛暑が続きます、気候変動を抑えるよう努めなければ豪雨、山火事以外にも暑さの面でも大変な事態なるかと懸念されます。この暑さを後押しするかのように新型コロナ第7波が猛威を振るいウクライナ情勢もロシアの侵略開始後、5か月を過ぎても解決の兆しは見えません。
1.新型コロナ第7波
 第6波で峠を越えそうに見えた新型コロナが新種に置き換わると共に感染が急拡大しています。全国では20万人超え、東京都でも4万人超えでその他の府県でも連日の新規患者数の更新を記録してはオミクロン株から変異のBA5で感染力が強いとされ、感染拡大のスピードには驚かされます、それでも政府は特に行動制限は行わないようです、経済活動を妨げないことを意図してですが、感染拡大の影響は大きくなっています。例えば、九州新幹線では乗務員多数が感染して新幹線の運行数を削減せざるを得ないとか、野球で巨人軍の選手が70名以上感染して試合ができなくなっている、病院が逼迫して新型コロナと他の病気が重なって手が回らないことがニュースになっています。
 患者数の多い割合は若年層で、ワクチンの未接種が多いのが原因とされています。若者でもかかれば影響が出るし、他人に移す恐れもありますからできるだけ早く接種をしてもらいたいと思います。
 経済活動は行われていますが社会動には支障をきたしている現状をどう考えるかです。長い自粛生活が続いたのだから限界に達し、旅行も祭りもスポーツ観戦も解禁し、その結果は自己責任としてしょりすることでいと思います。従来のやり方では次々と新種が発生して、きりがないのですからここらでけりをつけるときかとも思われます。
 政府、市町村には検査キット、入院ベッド数は確保を願いたいと思います。そうすれば多少精神的負担は多少軽減されるのかもしれません。来月はお盆、人の動きも多くなりますができる限りの感染対策を取って暑いなつをのりきってもらいたいものです。

2.ウクライナ情勢
 ロシアの侵略開始後5か月を過ぎましたが依然解決の兆しは見せず膠着状態です。消耗戦の様子を見せウクライナ側の施設、住居は履かされ尽しています。意味のない戦争ですが戦争とはどれも大義名分を付けても所詮意味のないものと言えますが、1度勃発すれば行き着くところまで進まざるを得ないのでしょうか。
 戦争の歴史をギリシャ時代からみてみますとギリシャ時代は「強者はやりたい放題の、弱者はされるがまま を余儀なくされる」とされていましたがで現代も同じです。
 古代ローマ時代は正しい戦争と正しくない戦争との区別がつけられました。しかし侵略戦争と防衛戦争との区別は明確ではありませんでした。「戦争が必要な人々にとっては戦争が正しく、武器にしか希望がない場合は武器は神聖だからです」ということは有史以来戦争はやりたい側が理屈をつけて行動するということで現在も何も変わっていないということです。
 ロシアのプーチンはこの悪しき伝統にそのまま乗っかっているといえます。権力者が自分の都合で開始し国民はその負担を強いられる、家、財産だけでなく命までも奪われるのですから悲惨そのものです。
 欧米はロシアに経済制裁を科しましたが、現在の規模では多くの効果を発揮していると言えません、制裁規模が中途半端であり、ロシアは食料資源、燃料資源も豊富で経済制裁のダメージは避けられます。歴史的に見ても20世紀以来115回の経済制裁が科せられましたが成功したのは5件だけだといわれるほど効果が少ないものです。プーチンは条約、約束は都合よく変更するのですからな何ら効力もないのです。ただ、安倍元首相の暗殺に対して悔やみのメッセージを送ってきたのはまともなところもあると思いました。
 長期戦となれば戦闘員、武器においてロシアに圧倒的に劣るし、武器、資金を外国の支援に頼らざるをえないためウクライナ側が苦しくなります。西欧諸国もロシアへの経済封鎖その見返りとして燃料価格の高騰による物価上昇で国民の不満も上昇しつつあり、どこまで満足のゆく支援が続けられるかは保証がありません。戦死、負傷、住居、インフラ等の破壊で疲弊は増すばかりです。欧米からの強力な武器ハイマース等である程度挽回しているようですが、きる限り早期に停戦が実現することを切に望みます。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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