2022年12月26日

2022年12月のブログー今年の出来事

                  2022年12月のブログー今年の出来事
今年も年末を迎えました、種々ありましたがいい年であったでしょうか。本年の出来事で特に印象に残った4件(サッカーワールドカップ、新型コロナ、ウクライナ情勢、岸田内閣)について述べたいと思います。
1. サッカーワールドカップ
日本選手の活躍で国中を熱狂させてくれました。強敵ドイツ、スペインを破って死のリーグを突破し16強入りは見事でした。しかし決勝のフランスとアルゼンチン戦を見るとやはりレベルが数段違うと思わされます。優れた個の力、それをチーム力にする技術、決定的な瞬間に確実にシュートを決めるその力、持続する疲れを知らぬ運動量とスピードは少しも目を離せないものでした。特に両エース、アルゼンチンのメッシとフランスのエムバペのゴールは見事でした。世界のトップレベルの一瞬の隙をついてゴールを奪う技術を魅せてくれました。サッカーのDNA Gが違うのでしょう、日本がこのレベルに行くまでは後何10年かと暗澹とせざるを得ません。追いつ
き追い越すには相当時間を要するのではないか、何よりも絶対的エースを育てるのに時間を要するでしょう、しかし課題が見えましたから今後に向けて地道に前進してもらいたいものです。
2. 新型コロナ
漸く新型コロナから脱却できたかと思われ、政府もそれを前提に諸政策を変更しました。人が街にあふれ、外国人観光客も増加しました。しかしコロナの患者数は年末を迎えて着実に増加しています。これからの寒さと年末年始の人出で更なる増加が確実視されています。新型コロナをインフルエンザ並みに2類設定扱いから5類へ変更する動きを見せています、国の経費負担減が狙いでしょう、防衛費は増やして国民の健康を守る方から減額する意図が丸見えですが国民にプラスになるよう2類を継続すべきかと思われます。ワクチン接種率が増えないのは若い人を中心にワクチン疲れが出たのでしょうか、安全サイドを考え、できるだけ接種するのが身の為と思われます。来年は完全に新型コロナの騒動から決別できるようになったもらいたいものです。
3. ウクライナ問題
遂にロシアの侵略開始以来10か月が経過しました。和平の動きはなく、クリスマス停戦も実現しませんでした。諸悪の根源のロシアに更なる打撃を与えない限り、停戦終戦はあり得ないのでしょう。ロシアのインフラ攻撃でウクライナの人は酷寒の中電気水道に不足を生じる生活を強いられています。このような状態に対してロシアに対する徹底的な制裁ができないと言うのは国連その他の国々の無力のせいでしょう。雪解けを待ってウクライナに高性能の攻撃的武器を提供してロシアを占領地から駆逐することが必要でしょうが、米国、NATOもロシアの報復を恐れて逃げ腰です。このままではウクライナ疲れ、支援する諸国も疲れるから何とかしなければならない、ではどうする。その解は見つかっていません。しかし少しでも早く解決の糸口を見つけ出し、来年の早い時期に停戦になるよう願いたいものです。
4. 岸田内閣
岸田内閣は「検討だけで実行しない」と言われますが本当に話を聞いていても、空疎な感じがします。やりたいことがあるのではなく、首相になることだけが目標の人はこうなるのかとあきれるばかりです。何よりも国民に寄り添う姿勢がないことは防衛費増額等のその施策を見れば明らかです。新しい資本主義と言うが中味、実施性がなく言葉の空転です。いくら人材不足と言ってももう少しましな人の首相登場を願いたいものです。
今年は相対的にはいい年でした。読書界ではこれはというヒット本がありませんでした。来年は平和でポジティブにいい年であることを祈りたいものです。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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