2023年4月28日

2023年4月のブログー相次ぐ雑誌の廃刊について

2023年4月のブログー相次ぐ雑誌の廃刊について

 今月はNet媒体に押されてか相次ぐ雑誌の廃刊を取り上げます。

「レコード芸術」と言うクラシック音楽のCDに関する雑誌を捲っていたら、本の後半部部分であまり目立たぬように、7月号で廃刊にすると記載されているのには驚きました。この雑誌からは最新のクラシック音楽のCD情報、ベテランの演奏家の動向と評価を読み、CD購入の指針にしてきました。それが販売部数不足で廃刊せざるを得ないとのこと。クラシック音楽の愛好家の減少か別の媒体への移行なのでしょうが、この雑誌を指針としてきた私にはとても残念でした。 

ジャズ雑誌でいえば長年同類の中心的存在であった「スイングジャーナル」誌が廃刊になりジャズの指針がなくなり、「ジャズ批評」も無くなり最新情報の入手が困難になり、不自由を感じています。その他、週刊誌の「週刊朝日」来月には廃刊となります。毎年3月頃東大を始めとする大合構長いものが多いです。「文藝春秋」に関しては、祖父がこの本をずっと購読していてシニアの雑誌と思っていましたので、若いころはページをめくる程度で読むことは読むことはありませんでしたが、シニアとなった最近ではテーマの選択が上手なのか、つられて読んでいます。最近では雑誌の創刊の情報がありません、読者をひきつけるような雑誌の発行を願いたいものです 読者の雑誌の媒体に関する要求の変化で紙での発行は難しい面もあるようですが、良い記事で末長く存続してほしいと思っています。

 最後に、雑誌の話ではなりませんが、ノーベル賞作家の大江健三郎さんが亡くなられました。熱心な読者ではありませんでしたが、晩年の作品はほとんど読みました。同じような題材、登場人物で種々品を変えて出てくるのには多少、辟易させられましたが、日本の作家で唯一読み続けた作家です。日本が世界に誇る知性の小説家が亡くなられたことは誠に残念です。

2023年4月 1日

2023年3月のブログーWBC日本優勝

2023年3月のブログーWBC日本優勝
今月はWBC日本優勝について取り上げます。WBCで日本は14年ぶり4回目の優勝を果たしました。若い選手が多い中、栗山監督の好采配で宿敵米国を破り全勝優勝圧制は見事と言わざるを得ません。
 今回は大谷選手、ダルビッシュ、吉田選手、初めて日系人のヌートバー選手も大リーグから参加しました。大会を盛り上げたのは矢張り大リーグ移籍組でその実力をいかんなく発揮しました、最高殊勲選手に選ばれたのは大谷選手です。
 試合は準決勝、決勝戦共、息詰まる熱戦でした。準決勝のメキシコ戦では9回の7分間で逆転しました、大谷選手の2塁打、吉田選手の4球後、それまで不振の村上選手の逆転2塁打による決勝点。米国との決勝戦は9回リードした日本は大谷投手がエンゼルスで同僚の強打者マイク・トラウト選手をツー・スリーから三振に打ち取り優勝、絵に描いたような劇的な勝利でした。
 勝因は何かと言えば大谷選手の投打の活躍が筆頭ですが、栗山監督の采配といえます、各チームのトップクラスを集めて押さえつけることなく指導力でのびのびと個性を発揮させたことによるでしう、また、その人柄によって選手が集まったと言う人間性にもよるのでしょう。大谷選手も高校の時から栗山監督の監督らしからぬ感じは変わっていないと述べているのも変わらぬ敬愛の念からなのでしょう。
 今回、特に印象に残ったのはWBCは野球というよりべースボールと言うことを感じさせてくれたことです、その面で日本野球もグローバルになったのかと感じられました。従来、日本の野球は先輩、後輩、上下関係が厳しく若い選手は小さくなっている感じがしましたがそれがなくなり、選手がのびやいて、しかも良い結果を残していることでした。以前の大会でイチロー選手とか活躍しましたが
それは禁欲的で野球道と言う求道的な堅苦しさを感じさせましたがそれを今回払拭したのは観戦者を楽にさせてくれるものでした。今後共、この道を進んでもらいたいものです。
 それにしても、大谷選手の活躍は目を見張るものがあり、一挙手、一動注目の的であり各国の選手からサイン攻めや写真に参加を求
められていました。各国、ネット上で連日大きく取り上げられました 大リーグで最高殊勲選手に選ばれると言う頂点を極めながらその挙動は謙虚で明るく、心配りも十分で試合中も先頭に立って全体を鼓舞していました。この大会は大谷選手の為の大会と言えるほどで彼なくしては優勝は望めなかったでしょう。
 今回の活躍で日本の選手の評価が高まり、大リーグからドラフトで高額で指名される選手が増えそうであるのは有難いですがその分国内の選手層が薄くなりそうなのは残念でもありますが日米の年棒の差が大きすぎるからやむを得ないのかもしれません。
 ついでながら、米経済雑誌フォーブスに寄れば3月27日に発表され米大リーグ選手の今季の総収入ランキングで大谷選手が6500万ドルで1位となった年棒3000万ドルグラウンド外の収入が少くとも3500万ドルと言うことです。
こちらの方でもナンバー1というのは大谷選手にふさわしいと思われました。大谷選手は今後もナンバー1の選手として数々の記録を塗り替えてほしいと願います。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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