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2025年7月28日

2025年7月のブログ ーウクライナ戦争について考える

         2025年7月のブログ ーウクライナ戦争について考える

 今月は、2022年2月24日にロシアロシアのウクライナへの侵攻に始まったロシア・ウ
ライナ戦争について考察します。現時点では終戦の見通しは見えていません。体力勝負の戦争
で、兵力、武力で劣るウクライナの劣勢は否めず、ドローン攻撃で何とか持ちこたえていると
言うところです。では、こうした戦争を識者がどう位置づけているか見てみたいと思います。
・『サピエンス全史』で有名イスラエルの歴史学者ユヴアル・ノア・ハラリによれば、この
戦争は、プーチンンの妄想によるもので、「プーチンは正気を失い、現実を否定していること
によるものである。この基本的な原因は、プーチンが頭の中で空想を作り上げたことにある」
としています。プーチンの野望は、大ロシア帝国の再現にあり、領土拡大欲は留まるところが
ないので真理を突いていると言えます。ハラリはさらに、「プーチンの攻撃が勝利すれば、世
界中に戦争と苦しみの暗黒時代が訪れることでしょう。」としています。
・フランスの思想家のジャック・アタリは、ロシアのような独裁国家は、近隣の民主主義国
家で生きる人々の幸福な生活を否定する必要があるとしています。「民主主義には、人々の幸
福を守る力がないことを示す必要がある。そのためにプーチンはたとえ自国企業の利益を踏み
にじることになるとしても、強権を発動し、ウクライナへの侵攻に踏み切った」と言います。
・エマニュエル・トッド ―歴史家、文化人類学者、人口学者各国の家族制度や識字率、出
生率、死亡率などに基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、トランプ大統領誕生、英国EU
離脱などを予言― は、ロシアの侵攻の原因は、ウクライナの「ロシア嫌い」が原因だとして
、この戦争ではロシアの方が兵器の生産力が優っていて、ウクライナよりはるかに巨大な国で
あり、西洋諸国はこの戦争に真の意味で軍事的に介入できないから、ロシアが勝利するとして
います。ロシア軍は進軍を続けており、ウクライナ軍とキエフ政権の崩壊が近づいている。こ
うした状況において、「和平交渉」は、「可能」でなく「必要」でもない、 現在、「停戦の
ための和平交渉」が話題になっているが、ロシアが和平交渉にいかなる関心ももっていないこ
とは明らかである。彼らが和平交渉に関心をもたないのは、(例えばミンスク合意で西側に裏
切られたように)西洋諸国との「協定」や「合意」にいかなる信頼も置いていないからです。
つまり、ロシアにとって自国の安全保障は、唯一、自らの軍事目標を達することでしか得られ
ない、と考え、軍事目標を達成した時点で、ロシア軍の侵攻は停戦となります。
このような状況でもウクライナは攻撃される限り戦わねばならないのです。生き続けるために
です。私たちに出来ることはウクライナに必用な武器が少しでも多く支給されるよう何らかの
支援をすることしかないのではないのでしょう。
ウクライナの国内に関して、当初より気掛りなのは汚職の問題です強権的国家の通弊である
汚職が跋扈していると言われ、NATO加盟等にも悪影響を及ぼしています。軍需産業企業は汚職
で成り立っていると言われ、汚職との戦いが第2の戦争ともいわれています。ウクライナはそ
もそもそんな国なのかもしれませんが、早急に、この二つの戦にウクライナが勝利することを
望みます。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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