2021年10月 1日

2021年9月のブログ ― 新型コロナの終息への希望

                    2021年9月のブログ ― 新型コロナの終息への希望

今月もコロナを取り上げます。
漸くにして新型コロナ終息への希望が見えてきたかのようです。長い辛い期間が続きましたが本当に明るい希望の光が見えてきたようです。各地に出されていた緊急事態宣言、蔓延防止処置が解除されることになりました。これで
何よりも心のわだかまりが消え、軽い気持ちで生活できるようになるかと期待されます。新型コロナは私たちに様々な教訓を残してくれました。これらを今後に生かしていくことが何よりも大切なことと思われます。
1. 新型コロナウィルスの初期対応の重要さ
グローバルした社会では一国では対応できず世界各国が一致協力する必要性があることを教えてくれました。
今回は、中国の初期対応の不味さが世界中に不幸をもたらしました。バイデン大統領が新型コロナウィルスの起源説を解明するとのことですが是非徹底的にやって貰いたいものです。グローバル化する世界で新型コロナへの対応も国境を超えて対応する必要があるでしょう、コロナウィルスには国境がなくどこへでも出没するからです。
2. ワクチンの適正配分の必要性
今回も先進国と後進国でワクチン配分の差別が明らかとなりました。先進国は、製造設備がありまた大量に購入できる金額もあり、自国の安全を期して必要以上に在庫を抱え込めます。一方で、後進国は製造設備もなければ金もないためほとんど購入できず大きな格差が発生しました。これを調整る機関がどこにもなくWHOもまったく機能していません。国連内にこれに対応する組織を作るかどこかにその権限を持たせるべきでしょう。
3. 医療従事者の増員と医療施設の拡充
今回の事例で未知の感染症に対する医療従事者の不足と医療施設の不足が明らかとなりました。専門医の増員、患者の収容施設拡充が必要でした。中小病院で対応が無理なら地域拠点病院を決めて資源を集中するよう国、地方公共団体が支援すべきでしょう。病院間の提携委強化も必要でしょう。
4. 緊急事態宣言等で経済的被害を被った人達の救済措置
緊急事態宣言等により事業を続けられなくなった飲食店や観光業界への金額的救済が必要です。営業時間の短縮とか営業中止に追い込まれた業界には手厚い経済的救済処置が望まれmす。金額支援も外国のように即、支払うようにしなければ閉店に追い込まれざるを得ません。また、母子家庭の主婦、学生等は非正規社員として働く場合が多いですから、雇用が打ち切られる場合が多くあり即、生活の困窮を招くことになります。このよう
な弱者には手厚い支援を速やかに継続的に行う必要があります。
5. コロナ感染者への差別行動の抑止
我が国では新型コロナの感染者は悪者扱いとなり、謝らなければならいという奇妙な風習があるようです。差別発言を浴びせかけられたり、ネット上で攻撃されるとのことです。このような非常識な行動をとる者がいる限り法律で取り締まることも必要でしょう。また、小学生にワクチンを接種するようにすれば子供たちの間で接種してない子供に対する差別行動が懸念されるとのことです。こんな話を聞くと日本人はつくづく情けない人種だなと驚きの念で一杯です。
自民党の総裁選挙で岸田氏が選ばれました。ある意味では何の波乱もない結果と言えるのでしょうか。前任者の菅首相に続き、あまり目立たない人が選ばれたことになりますが、自民党全体が変化ではなく既成路線の継続を望んだ結果なのでしょう。国民としては、前任者よりは少しマシになるかもしれないという希望があります。とにかく、国民に向き合う政治、国民の命を大切にする政治をやってもらいたいものです。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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