2024年10月31日

2024年10月のブログ ー 衆議院選挙の結果

 今月は10月27日に行われた選挙結果と展望についてみていきたいと思います。選挙の結果は自民及び公明党の連立政権が大敗北を喫して連立で過半数を割り込みました。これは2009年衆院選以来、15年ぶりのことです。敗因は裏金問題、旧統一教会問題を主とする政治不信に対して、無策な連立政府に対して国民がノーを突き付けた結果と思われます。今年10月1日に発足した石破内閣は早期解散の道を選びました、後半の選挙をと言う声が党内にあったのを石破首相は押さえることができずに早期の選挙を選びました。このままでは戦後最短の内閣といわれる事態になりかねません。
 今回はそれほど国民の反発、怒りが大きかったのでしょう。政治と金の問題に関して、自民党は大きな問題と考えていなかったのでは(国民をなめていた)ないかと言わざるを得ません、特に終盤に政治と金問題で非公認とした候補に公認候補と同額の2千万円の活動費を支給したことが発覚し、不信を増幅させたのが敗北の決定打となったのでしょう。自民党はこの金が税金で支払われるのを軽視していたのでしょう、賃金が上がらず、先進国の中で取り残されている国民の怒りが爆発したのです。
 しかし、今回裏金議員の当選率は18勝28敗でかなりの議員が当選しています、この意味ではまだまだ批判は足りなかったのではないでしょうか。
 今回の選挙は前回15年前の民主党の政権交代によく似ています。その時は民主党が単独過半数を上回る308名が当選し組閣しましたが実力不足ですぐ退陣せざるを得なくなりました。野党時代の勉強不足がたたったのでしょう。今回も同じ轍を踏むように思わざるを得ません。立民党は勉強し、研鑽を積んできたのでしょうか、普段の発言を聞いている限り進歩しているとは言えないようです。今回の選挙で驚いたのは初の選挙で隣のおばさんと言う感じの女性が自民党の古豪を抑えて当選したことです。次回も受かるように頑張ってもらいたいものです。今回女性の当選者が73人と過去最大とりました。議場内でも頑張ってもらいたいものです。
 今後の日程は憲法の規定により30日以内に国会を開いて内閣総辞職、新しい首相を選出することになります。過半数割れをした自民党はどうするのか、石破首相は政権維持を狙い、国民党等との共闘を模索して首相を続ける意図を示しています。国民党も連立に加われば埋没してしまうので玉木代表を首相にするなら受けるでしょうがそうでなければ閣外協力となりそうです。自民党内では石破降ろしが活発化してきて責任を取って辞めなければならなくなります。政治は結果論ですから負ければ辞めざるを得ないのは当然です。後任は誰になるか、1説では加藤勝信氏が選ばれるのではないかと言われています、前回の自民党総裁選挙では圧倒的最下位だった人です。人柄はいいと言うことで反対が少なく、年内予算成立までのワンポイントリリーフには最適だと言われています。
選挙が終わった後は各党とも水面下で自己の最大利益を求めて陰謀、共闘等を繰り広げるでしょう。そこで党利党略のみが争われるのが従来の常ですが、お互い今回の選挙結果を反省して国民に役立つ政治とは何かを真剣に踏まえて新しい体制を構築してもらいたいものです。それが無ければ経済、政治とも停滞して次々と後発校に追い抜かれてしまうでしょう、老人化する日本、少しでも若者、老人に希望を与えられるような国づくりをしてもらいたいものです。今回は公正さを失った政治に対する国民の怒りが爆破足した結果です。国民が棄権という選択肢を選ぶことの内容襟を正してもらいたいものです。
なお、今回選挙の結果は次の通りです。
自民:191(-65)  公明党 24(-8) 立民 148(+50) 維新 38(-5)
共産  8(-2)   国民  28(+21)その他28 計 465

森島 中小企業 ISO支援オフィス


コンサルタント 森島高明


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