2026年1月27日
2026年1月のブログー新年よりトランプ劇場の開幕
2026年は平穏な年をと願ったのですが、ベネズエラ大統領の拘束、グリーンランドの領有宣言という驚くべき問題が連続してニュースになっています。ウクライナ戦争終結、ガザの停戦等が持ち越しで未解決であるにも拘わらず、このような事態はトランプ以外に引き起こせません。
ベネズエラ大統領は、米軍による大統領官邸の急襲後、夫人と共に拘束され、米国へ連行されました。キューバ兵が中心の護衛部隊は多数殺傷されたが、関与した米側に一人の死傷者も無いというパーフェクトな作戦でした。米国に輸出される麻薬フェンタニルの流れを根絶すると言うのがその理由で、国際法上許されない行為です。これに対する国際世界からの反発は中南米諸国を中心に挙がっていますが今一つ弱いものです。ベネズエラが独裁国家だったこともあり、その声があまり響きません。中南米諸国にとって、米国の支配は嫌だが、経済的困窮、福祉の困窮も嫌という複雑な心境にあるようです。中国、ロシアもベネズエラの支援国ですから当然米国を非難すべきですが黙認に近い状態です。トランプの真の狙いは、ベネズエラの石油の利権が狙いで、その利権を中国に奪われているのを良しとしないための行動だとされ、米国では石油大手がその利権の分配に着手しています。資源があることは藷刃の剣ということになりそうです。
次の驚くべき事態は、トランプのグリーンランドの米国領有宣言です。現在は、デンマーク王国の自治領となっていますが、グリーンランドを米国の領土とすると一方的に宣言しました。この領土獲得宣言に根拠はありません。グリーンランドはロシアに対する戦略的要所であり、レアアース等の鉱物資源に恵まれているためトランプが手を出したのです。事態は、米国とNATOの非難合戦になりましたが、今のところトランプもトーンダウンして、グリーンランドの一部のみを米国のものとすると言うことになりつつあるようですが、英仏と米国の非難合戦はロシアと中国を喜ばせることになるでしょう。
今回のこのようなトランプの行動の原因は、この秋の中間選挙を意識してのことだと言われていす。昨年末からの知事選挙等で共和党は民主党に連敗しており、このまま中間選挙で共和党が敗れることになれば、議会でトランプの行動が承認されず、トランプの弾劾裁判にも結び付きかねません。そうなれば、トランの傍
弱無人な行動も認められなくなる可能性があり、焦った行動をしていると言われています。
他でもトランプの行動は、利権まみれなのが顕著です。ガザの停戦、復興が停滞していましたが、漸く動き出したようです。その実態はガザに米国の不動産会社が大量のリゾートマンションを建て、リゾート地として金を稼ぐためのようです、戦争で被害を受けたガザの人々のことは無視しし、まさに暴君トランプの行動を如実に示しています。
トランプは米国がWHOを始めとして 多くの国際機関から脱退することを指示しました、これらの機関は米国の資金で賄っており、今後その運営に支障をきたすことになるでしょう。これが新しい米国の政策なのですからやむを得ないのでしょうが、何とかしてほしいものです。



