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コンサルブログ

2025年12月30日

                             2025年12月のブログー今年を振り返る

 早いもので、2025年も終わりを迎えようとしています。年齢と共に感受性が鈍くなるのか、思い出に残ることが少なくなってきています。しかしながら、親しかった友人が亡くなったことには寂寥感を抱きました。離れていても何となく元気かと気にかけていた友人が、同じ病で自分は手術で生き延び、検査を受けずに大丈夫だと言っていたのが、あっという間に亡くなってしまいました。年寄りにはきつく感じられます。
 一年を振り返る上で良い本が出版されたかどうかは社会の知性を映し出す重要な指標になります。図書紹介の読書新聞、週刊読書人が恒例の今年の収穫として各界の識者から3~5冊の本を取り上げられます。6月と12月の2回行われます。以前は、複数の人が取り上げる著書がいくつかありましたが、不作が標準化し今年も2点ある程度でした。そのうちの1冊は、四方田犬彦の「三島由紀夫を見つめて」で、私も読みました。490頁の厚い本ですが、期待していたのとはほど遠いものです。中でも本人が力を込めた哲学小説「三島由紀夫、パゾリーニに会う」は今一つでした。四方田氏のパゾリーニといい、蓮見重彦のコダールへの偏愛といい、映画狂には監督への偏愛がるようです。私にとっては、吉本隆明全集38巻が無事完結したことが何よりの収穫で、嬉しかったです。
 今年は高市早苗氏が日本の初めての首相に選ばれました、それなりにいいことかと思われますが、業績も上げていないのに期待値で高い支持率を獲得しているのは、私には嘆かわしいことと思われます。願うべきは、この支持率を背景に立派な業績を残してもらうことです。
 世界に目を向けると、パレスチナ戦争、ウクライナ戦争、当事国にとっては悲惨な結果で終わろうとしています。要するに世界は他国の面倒をみることはできない、それは物質的も理念的にも無理だと言うことを言によって証明したことになります。大国の利害の前に、その意図に従わなければ、存在を抹殺するという何世紀も前から繰り返されている蛮行がこの世紀に横行しています。人類の理性の連続的進化はいったいどうなったのでしょう。今の世界は、トランプ、習近平、プーチンの3悪によって牛耳られています。特にトランプのベネズエラのタンカー封鎖、特殊作戦による漁船の攻撃は前世紀的帝国主義で、今時許されるはずはないことです。日本も含め。他国は沈黙しています。これら3悪がなくなっても、これを引き継ぐ小悪が現れ縮小再生産されながら、引き継がれるのでしょう。
 週刊金曜日の12/19日号の表紙に日本のジャズの殿堂、新宿ピットイン60周年として山下洋輔のピアノ演奏の写真が出ていました。もう60年になるのかという思いです。自分の若いころに、ジャズを試しに聞きに行ったことから始まり、山下洋輔、中村誠一、森山威男のトリオに魅了されました。3人は駆け足で低い舞台に上ると、力一杯の、音楽でやるサッカーと称される演奏で観客を圧倒していました。特に山下洋輔のピアノはまるで打楽器のような激しさで、この魅力に取りつかれ良く通いました。懐かし思い出です。現在、83歳の山下は、今年で演奏活動を休止して休養を取るそうです。一方で、先輩の渡辺貞夫は92歳で来年もビッグバンドの演奏を予定しています。山下にも早期の復帰を願いたいです。
 最後に今年一番良かったこと、2名がノーベル賞に選ばれたことです。また、亡くなられて最も惜しまれるのは、長嶋茂雄氏でしょう。
 来年は真の平和がこの世に実現することを願っています。

2025年11月29日

       2025年11月のブログー出版業界の低調下でも面白かった本の紹介
 今月は改めて論壇・出版業界の低調ぶりについて見てみたいと思います。電子媒体の普及により、紙媒体の出版業界は急速に衰退しつつあるのは周知の事実です。我々が学生の頃、日本読書新聞、週刊読書人、図書新聞と3紙が競争し、雑誌より早く安保闘争の状況に対応した、対談、評論を掲載しながら、先鋭性を競っていました。読者に、次は何かと期待を抱かせるものでした。日本読書新聞の廃刊は、嶋中事件の際、論壇の識者からの断固戦えとのアドバイスにも拘らず、右翼の恫喝に屈したことや、新左翼運動の急速な衰退、活字離れによるものでした。
 書籍の案内を行う、図書新聞も来年3月に廃刊となることになる一方で、雑誌「世界」が、この12月号で1,000号を迎えました。そのこと自体は目出たいことかもしれません。その内容について、テーマも著者も私の興味を惹きません。文芸春秋については、テーマに釣られて、目を通す程度です。
中央公論(右翼的でなく、左翼的ともいえる)もぱっとしません。これは、読者に届くテーマを設定できてないこと、魅力的な書き手が不在であることが原因と思われます。昔は、丸山眞男、鶴見俊輔、清水幾多郎、竹内実等、その意見に賛同しかねても、読ませるだけの力が文章に感じられました。論壇のエースが居なくなり、また論壇そのものが不在となっているかもしれません。寂しい限りです。懐古趣味的にエースを挙げるならば、吉本隆明、埴谷豊、谷川雁、黒田寛一、村上一郎等、それなりに面白い人がいました。今では、このような興味を引く人がいなくなったのは極めて残念です。これは、人を育てる論壇やサポートする出版界が弱体化したせいでしょう。さらに、興味を持つ若者が激減したせいもあります。少ないながらも、核マル、中核派に所属する若者は存在し、機関誌は継続して発行されていますが、所詮力不足は否めません。これに反し、右翼系の諸雑誌は、高市首相誕生万歳の記事にあふれて、活況を呈しています、選挙で右派が進出するのはこれらの基盤の違いかと感じます。
最近は特に、新聞、雑誌、書籍を読む人がいなくなりました、列車の中でも新聞、雑誌に目を通しいる人はほとんど見かけなくなりました。どの媒体から情報を得ても同じとは言えますが、紙媒体でなければ、じっくり考えることができないと思われますが、今の人たちはその必要性を感じていないのかもしれません。
 こう嘆きつつも、本当に好きでたまらないから書くと言著者の本に出合うとほっとします。
最近読んだ本で蓮見重彦の「ショットとは何か」「日本映画のために」は、著者が心の底から映画が好きなのが伝わって来て、思わずページが進んでしまいます。昔いた淀川長治氏の映画好きを思い出させてくれます。氏は本当に心の底から映画が好きで、映画について喋ること、が好きでたまらない様子で、はたから見ていてもこちらまで引き込まれてしまったのですが、蓮見氏にもそれが感じ取れます。
ヘンリー・ジーの「人類帝国衰亡史」は、図書館の新刊書のコーナーにあり、手に取りました。著者は古生物学及び進化生物学者です。ホモサピエンスの歴史を人類の発生から進化について書いているのですが、表現が生き生きとしていて休むことなく読ませて売れる内容です。この種の本は無味乾燥で途中で投げ出すのが通常ですが、著者の人類の進化にする暖かい眼差ししが感じられ、それで次はどうなるのと頁を追い続けることになりました。この本はハラリの「サピエンス全史」より、面白かったです。
中山元の「対話と論争で読む哲学史入門」も著者の幅広い知識と心配りで安心して読める哲学入門書でした。この種の本は、通俗的すぎて読み進められないものですが、この本に関しては、テーマ、内容共にレベルが高く、引用本も読んでみたくなりました。読書って本当に面白いものです。
 追加で、吉本隆明全集38巻が完結しました、11年間かかりましたが、ファンにとっては夢のような話です。全集が出ると、その思想が検討されやすくなるといわれています。生前、吉本も全集はでればいいけど、無理だなと思うと言っていたけれど、きっとこ完結の快挙を喜んでいると思われます。

2025年10月29日

2025年10月のブログー高市首相選出について

 2025年10月のブログー高市首相選出について

女性初の首相に選出され高市首相関連の政局について考えてみたいと思います。石破前首相が相次ぐ国政選挙の敗北を受けて退陣を余儀なくされ、自民党の総裁選挙が行われた結果、5人の候補が立候補し、小泉候補が圧倒的に優位との予想を覆して高市氏が総裁に選ばれ、国会で首相に選出されました。小泉氏と高市氏には執念の差が出たのでしょう。高市氏には総裁の座を狙うと言う、執念、野望、根性が見られました。これが他候補との差につながったのではないでしょうか。小泉氏はまだ若く、いつでも総裁になれると思って油断していたのかもしれませんが、政治の世界はそんなに甘くはありません。河野氏の例でも、一時は総裁候補と騒がれながらいつの間にか消えてしまいました。河野氏も年齢から復活の可能性はあるのもしれませんが、チ

高市氏は、松下政経塾出身で若いころ頃から政治が好きで、これと思う人に巧みに取り入ることで政治の世界で頭角を現したのでしょう。政治家と言うのは異人種です。例えば、尊敬する人物にナポレオン、諸葛孔明等を挙げる人が多いということを聞いて驚きました。

 選出の過程では、権力闘争でお決まりの激しい裏での動き、自党、自派に有利な選択肢の模索があったと考えられます。このような動きは、当然、自民党は慣れ切っていますから、国民民主党は手玉に取られ、いつの間にか舞台から降ろされていました。日本維新の会は、党勢に陰りが見えて限界と思われましたが、うまく立ち回り、自民党と連立と言う形で面目を果たすことができ、野党群では最大の成果を挙げたようです。この過程で明らかだったのは高市氏がなりふり構わず連立相手を探し、維新の会を仕留め、総裁の座、権力獲得に成功し、勝利したということです。

 高市氏は保守的と言うより右翼的であると言われ、故安倍首相の路線継承をうたっていますが、アベノミックスの結果が現在の日本の停滞を招き、国民の窮乏を招いているので、むしろ、状況を積極的に打破してもらいたい。就任後の新聞のアンケート調査では、支持率は70%超もあり、若い人の間では80%超の支持率だそうですが、政治に期待するものがあるのでしょうから、若い人には今後も政治に関心を持ち続けてほしい。高市首相に高市は真の意味での強い日本にしてもらいたい、初の女性首相としての成果を挙げてもらいたいものです。

 私は、日本をこれ以上悪くせず、女性の目線で弱者に対する配慮を願いたい。日本を、軍備だけではなく、ソフトパワーを含めて世界の先進国に大きく遅れることなく強くしてもらいたいです。間違ってもトランプのような弱者虐待、民主主義の弾圧はやめてもらいたいものです。28日、来日したトランプ大統領と初会談して、成功したようです。故安倍首相の後継を強調し、その遺産を継承に成功したうでが、トランプをノーベル賞候補に推薦との言発言ははしゃぎすぎのようです。今後、狡猾なトランプに丸め込まれ、ディールで苦しまされることのないように希望します。

2025年8月25日

2025年8月のブログ ー 世界の右傾化

          2025年8月のブログ ー 世界の右傾化

  参院選挙の結果、我が国も遅ればせながら右傾化が進みつつあるかに思われます。世界的潮流
なのでこの動きを見ていきたいと思います。
  世界中が不安定な時代を迎えているようです。世界のあらゆるところで神や宗教、制度、規範
等への信頼が揺らぎつつあり、これらの動きに対して高齢の人々を中心に自分とは見かけの違う
人、外国語訛りで話す人、なじみのない神を信仰する人達を排除しがちです。ヨーロッパでは
、「反移民」「反イスラム」の動きが激増し、選挙で右翼的政党が驚異的進出を果たしています。従来の主流であった中道路線の政党が半数以下の支持に下落しつつあります。これの要因は世界経済の停滞等に伴う失業問題の深刻化、雇用の機会を奪う者としての移民の増大に挙げられます。移民の多数を占めるイスラム教徒の増大は、キリスト教的価値を貶める要因として受け取られ、ナショナリズムの高揚をもたらし、結果として国民意識の再確認、国民的アイデンティティを確認しあうメンタリティが広く共有されるようになり、右翼的政党の進出を招きました。欧米では人口動態の変化に対し、高齢の白人層が抱く不安があり、最近見られるデマゴーグは、こうした不安や懸念につけこむレトリックや政策を用い、さらに、SNS等の発達がこれらの拡散を加速させています。つまり、右翼ポピュリストたちが唱えているのは古い思想であり、主権と宗教が結びついた保守主義、権威主義に通じる反動的な世界観で本来粗その存在場所はないはずですが、世界中に跋扈しています、これは異常では無いでしょうか。
 こうした事態への対応としては、コミュニティの結びつきを強めること、人々が孤独感や不安
を感じることに対する政策と施策が必要となります。経済的な対応策のみでは文化的なレベルの
問題は解決できません。そこで必要となるのは、どんどん増えていく国内の異質な要素を纏める
コミュニティの創出が要になりそうです。
 このような世界的な潮流に対する方策の成功例として2つのケ-スが挙げられます。一つはシンガ
ポールの建国の父と言われるリー・クワンユーの取った方策です。中国人、マレー人、インド人など
が共存する国家を作り上げ、住居と学区を強制的に混ぜ合わせる事で同じ民族だけの飛び地に暮らさないようにし、子供たちを同じ空間で一緒に暮らさせたこと、他方でこうしたコミュニティに、自分
たちの言語、儀礼、祭り、信仰を保持し続けるよう促しました。今日に至るまでシンガポールの指導
者たちは自国の国民に、自らのコミュニティと文化のルーツを維持したうえでシンガポール国民とし
て団結をするようにと説いてきました。
 また、デンマークでは自由主義を存続させると共にその権力を確固しものにしています。それはポ
ピュリスト右派の主な主張である「移民問題」を彼らから取り上げたからです。デンマークの中道左
派政権は移民を大幅に制限しました。これは手厚い福祉国家を長期にわたって存続できるように守る
ためであり、人々不安の和らげるためでした。
このような問題に対応するには現在の世界的組織、国連等では無理なのではないでしょうか。気候
変動、パンデミック、テロ、予測を超えたテクノロジーの拡散、これらすべては解決するのに世界的
な協力が必要となります。
 私の疑問は、強権主義国家及び右翼的なポピュリズム的政党がロシアを支援し同調するのかです。
本来なら敵対するのではないかと思われます。また、旧東ドイツなら、社会主義時代の相対的平等に
憧れているせいではないかと考えられます。

2025年7月28日

2025年7月のブログ ーウクライナ戦争について考える

         2025年7月のブログ ーウクライナ戦争について考える

 今月は、2022年2月24日にロシアロシアのウクライナへの侵攻に始まったロシア・ウ
ライナ戦争について考察します。現時点では終戦の見通しは見えていません。体力勝負の戦争
で、兵力、武力で劣るウクライナの劣勢は否めず、ドローン攻撃で何とか持ちこたえていると
言うところです。では、こうした戦争を識者がどう位置づけているか見てみたいと思います。
・『サピエンス全史』で有名イスラエルの歴史学者ユヴアル・ノア・ハラリによれば、この
戦争は、プーチンンの妄想によるもので、「プーチンは正気を失い、現実を否定していること
によるものである。この基本的な原因は、プーチンが頭の中で空想を作り上げたことにある」
としています。プーチンの野望は、大ロシア帝国の再現にあり、領土拡大欲は留まるところが
ないので真理を突いていると言えます。ハラリはさらに、「プーチンの攻撃が勝利すれば、世
界中に戦争と苦しみの暗黒時代が訪れることでしょう。」としています。
・フランスの思想家のジャック・アタリは、ロシアのような独裁国家は、近隣の民主主義国
家で生きる人々の幸福な生活を否定する必要があるとしています。「民主主義には、人々の幸
福を守る力がないことを示す必要がある。そのためにプーチンはたとえ自国企業の利益を踏み
にじることになるとしても、強権を発動し、ウクライナへの侵攻に踏み切った」と言います。
・エマニュエル・トッド ―歴史家、文化人類学者、人口学者各国の家族制度や識字率、出
生率、死亡率などに基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、トランプ大統領誕生、英国EU
離脱などを予言― は、ロシアの侵攻の原因は、ウクライナの「ロシア嫌い」が原因だとして
、この戦争ではロシアの方が兵器の生産力が優っていて、ウクライナよりはるかに巨大な国で
あり、西洋諸国はこの戦争に真の意味で軍事的に介入できないから、ロシアが勝利するとして
います。ロシア軍は進軍を続けており、ウクライナ軍とキエフ政権の崩壊が近づいている。こ
うした状況において、「和平交渉」は、「可能」でなく「必要」でもない、 現在、「停戦の
ための和平交渉」が話題になっているが、ロシアが和平交渉にいかなる関心ももっていないこ
とは明らかである。彼らが和平交渉に関心をもたないのは、(例えばミンスク合意で西側に裏
切られたように)西洋諸国との「協定」や「合意」にいかなる信頼も置いていないからです。
つまり、ロシアにとって自国の安全保障は、唯一、自らの軍事目標を達することでしか得られ
ない、と考え、軍事目標を達成した時点で、ロシア軍の侵攻は停戦となります。
このような状況でもウクライナは攻撃される限り戦わねばならないのです。生き続けるために
です。私たちに出来ることはウクライナに必用な武器が少しでも多く支給されるよう何らかの
支援をすることしかないのではないのでしょう。
ウクライナの国内に関して、当初より気掛りなのは汚職の問題です強権的国家の通弊である
汚職が跋扈していると言われ、NATO加盟等にも悪影響を及ぼしています。軍需産業企業は汚職
で成り立っていると言われ、汚職との戦いが第2の戦争ともいわれています。ウクライナはそ
もそもそんな国なのかもしれませんが、早急に、この二つの戦にウクライナが勝利することを
望みます。

2025年6月19日

2025年6月のブログ ー 長嶋選手追悼

            2025年6月のブログ ー 長嶋選手追悼

    今月は、国民的英雄の長嶋選手が亡くなられたので私の印象に残ることを中心に述べたいと思
います。私の高校時代に長嶋選手がプロ入りに際し争奪戦が繰り広げられました。その時の新聞
論調は、投手の杉浦選手、遊撃手の本屋敷選手と共に南海ホ-クスへの入団が有力視されていま
した。当時の南海の山本監督へのつながりもあったのでしょう。結局は巨人入りが決まりました
。当時から巨人の悪い癖で他のチーム芽を摘む意図で関西の三塁手でスラッガーの難波選手も取
りました。残念ながら長嶋選手の陰で日の目を見ることなく消えました。
入団後、国鉄のエース金田選手と対戦し、4連続三振を食いました。それでも臆せずにくらいつ
いてくるのに金田選手も感心したそうです。金田選手も長嶋を意識していて、初対面の時、より
背を高く見せようと背伸びして相対したと述べています。天覧試合での村山投手からのサヨナラ
本塁打や、王選手と共に圧巻のV9を達成したのには驚かされました。他の戦士も欠かせませんが
長嶋、王が無ければ不可能であったことは誰もが認めることだと思われます。
引退試合後の「巨人軍は永遠に不滅です」発言は長嶋らしく、後まで残る名セリフでした。引
退後も松井選手への熱血指導があり、それによくついていった松井選手も偉いものです。さらに
、亡くなる前に病気療養中の長嶋選手が医師の注意を振り切り、大谷選手と会っていますがこれ
は両者にとっても貴重な思い出となったことでしょう。
今回、各界から哀悼の言葉が述べられていますが、私が特に意外と感じたのは蓮實重彦前東大総長が追悼の言葉をのべられていることです。長嶋と同年生まれでスポーツ好きの蓮實氏は学生時代6大学の立教戦で3塁側に陣取り、長嶋選手に向かって「千葉の山猿」といつも大声で野次っていた
とのことですが、ある時長嶋選手が振り向いた、それから互いに瞳をかわしあう特殊な仲になっ
たということです。蓮見氏は教員時代の野球試合で、捕手で4番を務めるほどの野球好きでもあり
ました。特筆すべきは文芸誌「海」に草野進のペンネームでプロ野球評論を連載していました。フ
ランス帰りの女性華道教授と言う手の込んだものでした。(この蓮實氏、89歳になっても執筆活
動を続け、学生時代の同級であった大江健三郎について今も論じ続けています。ポルノ小説と言わ
れる「伯爵夫人」を書き2016年の三島文学賞を受賞しています。その蓮實氏と長嶋氏との重な
り合いがとても面白く思われました。
 チームメートでライバルでもあった王さんが講演会で話していました、チームのために西瓜が切って
置いてあると長嶋選手は幾つか西瓜の先の部分だけを食べて行ってしまう、普通の人はこういうこと
をしないのに、どうしてこういう人が評価されるのか理解しがたいと述べていました、常識人の王選
手と長嶋選手の違いとして興味深く感じられました。
 国民的英雄であった長嶋氏のご冥福をお祈りしたい。長嶋氏を継ぐことができるのは大谷選手以外にないと思われます。頑張って長嶋氏以上を目指してもらいたいものです。

2025年5月31日

2025年5月のブログ ー 大阪・関西万博について

      2025年5月のブログ ー 大阪・関西万博について
 今月は4月13日~10月13日の予定で開幕した大阪万博をとりあげます。開催場所が埋立
地であること及び交通が不便なこと等により評判がいまひとつでありましたが、開幕するとそれ
なりの入場者が記録されているようです。今更、何で万博か、と思われますが大阪市には資金集
め等の事情があったのでしょう。私は現在、行く予定はありませんが同じ万博ということで、前
回開催された大阪万博について述べてみたいと思います。前回と今回の大きな違いは、社会情勢
かと思われます。前回は1970年3月15日~9月13日に開催されましたが、この頃は高度
成長期の真っ只中でイケイケどんどんと日本の勢いが目覚ましい時代でした、が現在は低成長傾
向にあり、停滞、老人大国の時代で、勢いに大きな違いが感じられます。
 私は前回2回行ました。初日と中間の8月頃でした。初日は道路の大混雑が予想され、場合に
よっては途ぜんじつに茨木にある兄の寮に前泊して心配しながら車で出発しましたが、何の問題もなく到着島茨木にある兄の寮に前泊して心配しながら車で出発しましたが、何の問題もなく到着島
 万博がターゲットにすべきは、小、中、高校生等の若年層ではないかと思われます、若いうち
から多様な展示及び人々に接すると言うことは、印象に残り、世界へ目を向ける機会を広めてくれ
ると思います。ただ、入場料が高そうですから、学生には特別割引にするか無料にすれいいのではな
いかと思います。終了日まで順調に観客数が増え、赤字を出して負担が税(国民)にかかってこない
ことを願っています。
 万博のメリットに付け加えるとすれば万博外交、万博サミットがあります、訪日された外交首脳との懇談は友好関係促進に役立つと思われます。
 万博でにぎわっている中でも世の中の現実は進行します。ロシアのウクライナ攻撃の増加、イスラ
エルのガザへの攻撃、トランプの世界各国への関税強化、国内での米の高値等、良いニュースは聞こえてきません。ローマ教皇も新たに選任され、世界に平和を訴えても世界は聞く耳を持ちません。世界を束ねる大国G1もなく、世界のリーダーも不在となれば困った者同士が集まって道を開くしかないのでしょう。

2025年5月 3日

2025年4月のブログ ー トランプの在位100日間の影響

2025年4月のブログ ー トランプの在位100日間の影響

 4月ともなれば寒さも遠のき、桜やつつじ等、花と緑に囲われて一番美しい月を迎えました。
新一年生が重いランドセルを背負う姿も日一日と身についてきているように見えます。新しいス
タート頑張れと声をかけたくなるこの頃です。
 トランプが2期目の大統領として100日を迎えました、その成果はどうだったでしょうか。
残念ながら、大言壮語にもかかわらずその成果は驚くほど少なく、移民を強制的に国外に追放し
た、移民の流入を抑えるのに軍隊を使って成果を挙げたというぐらいではないでしょうか。マイ
ナス面は多数あります、最たるものは世界経済に疑心暗鬼を生じさせている関税問題です。米国
復活の為に貿易黒字国相手に追加関税をかけるという酷い政策の導入で、経済理論、貿易理論基
づくものではありません。特に槍玉に挙がっているのは中国、日本、EUです。ベトナム、カンボ
ジア等も同じ扱いです。対象国が対抗して関税をかけるなら、さらに関税を追加すると脅してい
ます。さすがに中国は対抗して関税を引き上げました。特に製造業はワールドワイドに安い資源
を求めてネットワークを形成しているため、対策が難しく、打撃は深刻です。日本は自動車、コ
メ、米軍基地負担等がやり玉に挙がっています。その根拠もどうも一方的決めつけで納得しがた
い点が多々あります。日本が1番目の交渉相手となっているようですが、理論武装して、交渉団
は国を代表して頑張ってもらいたいものです。
 トランプ外交の目玉にしようとしていたウクライナ侵略の問題、イスラエル、ハマス戦争どち
らも前宣伝にもかかわらず成果のある進展は見られていません。ウクライナ戦争ではトランプの
プーチンよりの姿勢があまりにもひどく、ウクライナ、EUを納得させられません。ガザ問題でも
イスラエル寄り一方で仲介者の体をなしていません。その間にも死者は増加し、窮状は増してい
ます。このような状況でも、米国ではトランプの支持率が当初より下がっているとはいえ40%
前後あると言うことはトランプと同じ考えの国民が多くいるということです。
 4月21日にローマ教皇が脳卒中による心不全のため88歳で亡くなられました。フランシス
教皇は偉ぶらず、弱者に寄り添い、自らの考えをきっぱり表明する平和主義者で、大国の行動が有
害だと思えばそれを批判していたことで知られる進歩的な教皇だったようです。次に選ばれる教皇も
この混乱する世界で平和を強く愛する人であってもらいたいと願っています。キリスト教と言えば私
の学生時代、ザビエル学生寮と言う上智大学系の寮にいましたので神父さんが寮長でした。神父は男性でなければならず、世俗の生活と縁を切るとのことで、日本の僧侶が出家をするようなもののようです。その神父さんに機会あるごとにベトナム戦争で多くの人が死んでいるのに教皇は何をやっているのかと言って議論しました。その神父さんは教皇を擁護して平和を願っておられるのだと言っておら
れたのが印象的でした。
 ウクライナ、ガザ及びその他の紛争地で1日も早く平和が訪れ、安心して暮らせるよう願っています。

2025年3月28日

2025年3月のブログ ー 桜の開花が間近なのに

                 2025年3月のブログ ー 桜の開花が間近なのに

 春の訪れの桜の開花が始まりました。1年で一番待ち遠しかった時期であります。桜の花と言
えば私の頭に先ず浮かぶのは、西行法師の歌「花の下にて春死なむその如月の望月の頃」です。
年寄りには身に染みて良い歌と思われます。この歌の意味は、望月の頃、つまり釈迦入滅の2月
15日の満月の頃死にたいと祈願して詠ったものですが、実際望みどおりに2月16日に亡くな
り、本望を達成しました。今年の旧暦の如月の望月の日は3月27日になります。西行法師は北
面の武士でエリートだったわけですが、23歳の時に世をはかなんでか、縋りつく4歳の子を縁
側から蹴倒して出家したといわれています。若くして無常を感じたのでしょうか。桜の頃にこの
話は思い出されます、なお、西行の頃の桜は山桜だそうです。
 それにしても、桜の花は日本人の性格にはぴったりであるようです、パッと咲いてパッと散るその潔さ、じっくり考えて、持続すると言うより一気に物事を決め、その結果にあれこれ拘泥しない、いうなれば宵越しの金を持たず一気に使う江戸っ子の気っぷの良さが桜の開花、散るさまつうじると思われます。多くの人が短い間の桜を鑑賞するため花見に押し寄せます、混もうと時期が限定されているのですからやむをえません。外国人も大勢押し寄せ一層混雑しますが、日本の情緒をたっぷり味わってもらいたいものです。桜の花が散ってしまった後は道を汚してはかなくも哀れな感じがします。今年も短い間ですが桜の花をじっくり味わいたいと思います。
 桜の花が咲く美しい季節なのに、残念ながら世界では全く逆の事態が各地で生じています。平和な状態を切り裂く戦火の惨事等をもたらしている事態です。ウクライナではロシアの侵攻で領土は奪われ、子供は連れ去られ長引く戦火で兵、国民士は疲弊しています。しかし彼らはそれでも立ち上がり戦わなければならないのです、戦わなければロシアによる隷属と言う何百年にわたる悪夢の再現を招くのが必至だからです。一方で、ガザにおいてはイスラエルの破壊攻撃が行われています。人々は殺害され、家は破壊され食料、医療品、水にも不自由な状態を強いられています、一時休戦となってガザに戻った人々もイスラエルの攻撃再開でまたも避難、退去を強いられています。米国ではトランプ大統領の指示により不法移民の国外追放が実施されています。理由はどうあれ、自由と繁栄を求めて苦労して米国にたどり着き、落ち着いても、あっけなく国外に追放されてしまい、自由と平等の祖国で経験する現実、過去の夢は現在でははかない幻となっています。それも、大統領が変わったと言うことだけで起こります。これら悲惨な状態を引き起こしているのは現代の3悪人、ロシアのプーチン、米国のトランプ、イスラエルのネタニエフです。国内事情、政権維持のためにこのようなひどい施策を打ち出しています。これにノーを突き付け、施策変更をさせることのできない国民にも責任の一端はあるといえます。
 本来、理念的これを救済するはずであった組織の国連も機能喪失して、現行の問題に対応できず、結果的に追認する政策に終始しています。宗教界からの対応も弱く、思想的にも対応する強固な理論は見られない状態ではしばらく現状の継続だと言うことになります。世の中を変えられないなら、自分を変えて現状に合わせる以外にないのでしょうか。すべての人々が平和で幸せに暮らせることを願いたいと思います。

2025年2月26日

2025年2月のブログ ー トランプに翻弄される世界 トランプは、1月の大統領即位後次々と打ち出す言動は量と内容において驚嘆すべきもので、4年前の 大統領選挙敗戦後、満を持して練りに練ってきたものでしょう。言いたい放題、やりたい放題で世界は懸 念をもって静観する以外に手は無いような状態で翻弄されるままです。大統領令に署名した数が100以 上と通常の大統領の1桁多くて2桁に比べれば圧倒的に多いことが分かりますし、その内容も自己の考え を一方的に強行するもので従来の考え方と大きく異なるものであり、その面では革

2025年2月のブログ ー トランプに翻弄される世界

  トランプは、1月の大統領即位後次々と打ち出す言動は量と内容において驚嘆すべきもので、4年前の大統領選挙敗戦後、満を持して練りに練ってきたものでしょう。言いたい放題、やりたい放題で世界は懸念をもって静観する以外に手は無いような状態で翻弄されるままです。大統領令に署名した数が100以上と通常の大統領の1桁多くて2桁に比べれば圧倒的に多いことが分かりますし、その内容も自己の考えを一方的に強行するもので従来の考え方と大きく異なるものであり、その面では革命的といえます。
 トランプの行動を改めて振り返ってみれば自己中心主義、不動産業者的発想、思想がなく、いずれも米国大統領にふさわしいものか疑問符のつくものばかりです。
・自分の考え方と違うと言うだけで、要職にあった人を次々と首にしていくまさにワンマンであり、反
 論を許さない。
・パナマ運河の権益・領有権の主張、カナダをアメリカの州とする、グリーンランドの領有化、ウクラ
 イナの鉱物資源の獲得のなどの強欲な拡張主義等まさに19世紀的発想の帝国主義的、領土拡   張論であり、この21世紀にまだこの発想があるのかと全く呆れてしまいます。
トランプの言動に同盟国の英国仏等の首脳から批判の声が挙がっています、我が日本からはそのような発言が聞かれません、石破首相が訪米して会談し、トランプから一定の評価が得られたからそのままじっとしていようと思うからかもしれませんが、正しいことは明確に発言しなければ存在価値をます。米国民の評価はどうなのでしょうか、最新の調査では支持するが43&%支持しないが53%でそれなりに評価されていると言えます、その意味では、国内が分断されていると言えます。民主主義の祖国といわれたのは遥か遠くの昔話となりつつあります。
 特にウクライナ問題、ロシアが特別軍事作戦として侵略を開始して以来、2月24日で3年経過する中、トランプは驚くべき発言を繰り返しています。ロシアが侵略したのではない、ウクライナは米国の援助に対して弁済しろ、そのため鉱物資源の権利を米国に譲るべきである。ゼレンスキー大統領は選挙を経ていなないので独裁者だと呼んでいます。戦時下で選挙など到底できないし、やればロシアの選挙妨害の介入を受けることが分かっていてこのような発言をするとういうのはどんなな神経なのか疑いたくなります。これを周囲で止める人がいないとは全く呆れてしまいます。
 米国、欧州等停戦、和平への動きが進められつつあります。ここで絶対に外してはならない条件は、戦争はロシアの侵略で始まったものであること、戦争であり、紛争ではないこと、ロシアが全ての戦争の責任を負うべきこと、停戦はロシアの今後の再度の侵略を防ぐ対策を含むものでなければならないこと、ロシアがウクライナの復興の責任を負うことです。
 また、米国は第2次大戦のヤルタ会談よろしく、ロシアとウクライナ抜きで停戦交渉を使用と言明していますが、当事者のウクライナ抜きでは真の平和がこないため、世界はこれを許してはならならないと思います。なによりも一日も早いし終戦を願いたいです。

森島 中小企業 ISO支援オフィス


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