2024年7月30日
2024年7月のブログ ー 主要国のトップ交代について
今月は主要国で見られるトップの後退について述べます。英国では保守党から労働党への政権交代、フランスでは政権党が選挙の敗北で首相交代が決定、米国では11月に大統領選挙が実施されます。
1. 英国では労働党が圧勝し、14年振りの政権復帰でスターマー首相となりました。労働党もすっ か り中道寄りで労働者の味方の看板を下ろして勢力を伸ばしたのですから名前を変えた方がい いのではないかと思います。スターマー首相は堅実そうでカリスマ性が見られませんが、今はそ
の ような人を求め、実績で評価するようになっているのかもしれません。スターマー政権が今後ど
のような舵取りをするの見守りたいと思います。前の党首、コービンは、左寄りの姿勢の為、党から
追放されましたが、今回の選挙では無所属で立候補して労働党の候補者を破り当選しました。そ
れだけの支持基盤はあるのだと頼もしく思えました。
2. フランスでは欧州選挙で右翼勢力が第1勢力となる躍進ぶりを見て、マクロン大統領は驚き、形
勢逆転を狙い、総選挙に打って出ました。結果は予想に反して極右政党(国民連合)が首位では無
く第3勢力となり、取り敢えずの右派政権は阻止されました。マクロン大統領の中道与党連合は第
2位となり、第1勢力はメランション氏が率いる「不服従のフランス」を中心とした左派連合「新人
民戦線」となりました。メランションは左派勢力なのでこの人が首相になれば台頭する右翼勢力と
対抗するには面白い人材と期待していますが逆に混乱を増幅する懸念も抱えています。しかしどの
勢力も過半数を獲得していないので新しい首相が決まっていません。パリでオリンピック終了まで
は、辞めた首相が続けるようです。マクロン大統領がどんな決断をするのか見守りたいと思います
。
3. 米国ではバイデン大統領とトランプ前大統領との一騎打ちとみられていました、その前哨戦という
べき討論会が行われました。その様子をテレビで見る限りバイデン大統領の言動があまりにも弱々
しく、これでは勝ち味が無く無理だと思いました。その後の両者の対決の評価は圧倒的にトランプ
有利と言われる中で民主党内でもバイデン降ろしの声が大きくなり、再出馬を断念し、副大統領の
カマラ・ハリスに譲ることを決断しました。その後の動きは民主党何の大勢がカマラ・ハリス支持
に廻り、カマラ・ハリス旋風ともいうべき流れが起こっています。トランプと接戦に持ち込むほど
善戦しています。最後まで態度表明しなかった重鎮の前オバマ大統領とその夫人のミッシェル・オ
バマがが支持表明をしたため、その支持は一層加速しそうです。副大統領候補に誰を選ぶのかが
問題と問題とされています。いずれにしろ傲慢なトランプに再度大統領にならせないよう頑張っても
らいたいと思います。
4. 日本も岸田首相任期が9月に切れます。裏金問題ですっかり評判を落として、各種選挙で敗戦
続きの自民党、経済施策も金持ち優遇で物価上昇対策の無策で庶民の生活苦は増すばかりで
す。これに対して適切な対策を施さない岸田首相にすべての責任がありますが一向に反省も自
覚もありません。この首相に反省を求める声は自民党内からは聞こえて来ません。これでは首相が
代わっても同じです。何よりも情けないのは若手の議員から新しい考えをもって立ち上がる人材
がいないからです。野党も同じくパッとしません、反対は言うが資金の裏付けのある具体策を出せ
ていません。これでは世界の国々にますます遅れをとります。オリンピックにちなんで頑張れに日本
といいたいです。



